グレイヘアが似合わない人なんていない・あなたのままで大丈夫!|ゴニョ研

50代をおしゃれに

こんにちは。

グレイヘアに憧れて白髪染めをやめて2年半のガッツかよめです。

コロナ禍で、美容院にひんぱんに行くのも不安だし、自分で白髪染めをするのも髪や地肌が傷みやすい。

「この際白髪染めをやめちゃおうかな」なんて、思ってらっしゃる方もいるんじゃないでしょうか?

でも、「そもそも、私ってグレイヘア似合わないんじゃないかな…。」
そう思いながら、白髪染めしているあなた、あなたに読んでいただきたいんです!!

グレイヘアが似合わないなんて言わせない・誰でもきっと素敵になれる!

アラサー娘

無責任じゃね?

確かにちょっと無責任かもしれません。

私は美容師でもおしゃれの専門家でもない、ただの白髪染めをやめた主婦なので…。

でも、ちょっと考えてみてください。

そもそもグレイヘアの似合わない女性なんているのか?

そもそも、「グレイヘアが似合わない人はこんな人」なんていう話題がバカバカしいと私は思うのです。

「あなた、白髪が混じるのは似合わないから、白髪染めしてなさいね」

と言われたら、

「自分の頭から自然に生えてくるもんを、似合わないからやめろと言われたって困るんだよ」

って思いませんか?

グレイヘアでも黒髪でもあなた次第で素敵になれる!

黒髪が美しく、白髪が醜(みにく)いという一般的なイメージも、私は嫌いです。

白髪が混じっていても、センス抜群で元気が良くて、とっても若々しく見える人もいれば、

白髪が1本もなくても、死ぬほど年寄り臭い人だっているじゃないですか。

どんな人でもグレイヘアでステキになろうと思えばなれる、と私は思うんです。

それにもう一つ言えば、メイクをしなかったり、ちょっと髪が乱れていたりする女性のことを非難する人も大嫌いです。

もし男性なら

「あんたなんて、1回も化粧したことないんだから超ズボラ、人間失格だ」

って、怒鳴りつけてやりたいし、

もし女性なら

「そうね、本当!! あなたは災害の時にだって、化粧してから避難した方がいいわよ」

って言ってやります。

もう一つ言えば、女性と見たら年齢や外観のことばかり話しているような男は、全員宇宙のチリになって欲しいですね。

夫ポンポン

ちょっと落ち着きましょうかね。

そうですね。
まあ、こんな話ばかりしていても面白くないので、グレイヘアについて、私の体験を含めて具体的にお話ししたいと思います。

アラサー娘

もっと宇宙のチリにしたい男の話して!

グレイヘアといえば「白黒」ではない! いろんな手段がある

白髪染めをやめたら髪の色は白と黒と考えがちですが、そうじゃないんですよね。

もちろん、全く染めなかったら白と黒になっていくわけですが、おしゃれ染めをするのであれば、ハイライトを入れたり、白髪の部分をきれいな色で染めたりできます。

私の場合は、白髪の増え方に合わせたおしゃれ染めのおかげで、白髪染めをしていたときより、グレイヘアを目指してからの方が、ずっと髪の色を楽しめるようになったのです。

そして、私は白髪が全然気にならなくなりました。
以前のように白髪が目立つようになったから早く染めなきゃなんて、思わなくなったんです。
結果として、美容院に行く頻度も減りました。

もちろん、髪を全く染めないというのも一つの考えですし、それでなければ「グレイヘア」の意味がないと思う方もいらっしゃるかもしれません。

私にとっては、「女性は白髪染めをすべき」という固定観念から解放されたことが、とても大きなことでした。

グレイヘアの経過は人それぞれ・私の場合

グレイヘアと一口に言っても、白髪の量や増え方は人それぞれだから、その人にあったグレイヘアの道のりがあるはずです。

で、私の場合の今日までの道のりをざっとご紹介してみます。

この写真は、グレイヘアを目指し始めた頃の私です。
全体をかなり明るい色で染めて、かつハイライトを入れて白髪が目立たないようにしています。

これはグレイヘア移行期によく使われる手段です。

「グレイヘアの移行期って何?」って方は、白髪染めをおしゃれにやめる!やめた55歳が美容師さんに聞いた!や、グレイヘアの移行期間の髪色の変化って?で、詳しくお話ししているので、そちらへどうぞ。

若い友人には「ヤンキー」と言われました。

白髪染めの色が抜けて黄色っぽくなるので、明るい色に染めないとバランスが悪かったんですね。

グレイヘアを目指してから半年ほどでも、まだ髪色は明るかったです。

この頃は、髪の色のことは美容師さんにお任せしていました。

上段は、白髪染めをやめて半年程度のもので、左と中央はカラーリング前、右がカラーリング後です。

下段は、白髪染めをやめて1年後。
同じく左と中央はカラーリング前で、右がカラーリング後です。

白髪染めをやめて1年後くらいからは、白髪染めの退色が落ち着き、白髪と黒髪だけになってきました。
なので、全体を柔らかい栗色に染めていました。
で、白髪の多いところには、淡いラベンダー色とか桜色とか、きれいな色をのせてもらいました。
そうすると白髪なので、淡い色でもちゃんと発色して、とてもきれいな色が出るんですよね。

これはとっても楽しくて、「こんな色にして欲しい」と美容師さんにリクエストしたりしました。
こうして、私は自分の髪の色が好きになっていったのです。

そして、今は髪を染めていません。
4ヶ月ほど前まではおしゃれ染めはしていましたが。

こうしてみると、当たり前ですが白髪は増えていますよね。

アラサー娘

減ってたら怖い!

白髪染めをしていた頃、年がら年中白髪を気にしていましたし、白髪染めのおかげで頭皮は傷み、髪もツヤを失っていました。

今は、頭皮も髪も健康です。
前よりも熱心にお手入れするようになったからかもしれません。
そして自分の髪の色が、どんどん増える白髪も含めて好きです。

でも、ずっと髪を染めないかというと、いろんな色に染めてみたいなと思ったりもします。

そして、おしゃれするのは、前よりもっと好きになりましたね。

ただ、昔のように、「老けて見えるのは絶対嫌だ」なんて、思いません。

グレイヘアは自分の髪の色を楽しめる!

グレイヘアを目指す前とあとで、何が一番大きく変わったかというと、なんといっても、自分の髪が好きになったこと。
グレイヘアを目指す前は、白髪が生えてくるととても気になって、そういう自分もとても嫌でした。

でも、グレイヘアを目指してから、ものすごく髪色の選択肢が広がって、髪の色のことを考えるのが楽しくなって、おしゃれもより一層楽しくなったんです。

今、カラーリングの技術は目覚しく発達し、白髪染めをしなくても白髪をうまく生かしながら髪を染める方法がたくさんあります。

良い美容師さんと出会って、しっかり相談して、二人三脚でグレイヘアを作れば、きっと、誰でもグレイヘアの似合う人になるんじゃないかと思います。

その証拠に、最近グレイヘアを始めた、それほどおしゃれに手をかけない私の友人も、とってもグレイヘアが似合っていて素敵なんです。
とにかく彼女は仕事が忙しく、家庭での役割も大きく、とてもおしゃれに時間をさけない。

でも、白髪染めをしていたときよりも今の方がずっと素敵なんです。
ファッションも変わっていないのに、ずっとおしゃれに見えます。

「グレイヘアが似合わない」のではない! 変えるべきは白髪がみっともないという常識

自戒の念を込めて言いますが、私たちは「若く見える」ことにこだわりすぎなんですね。

中国の纏足(てんそく)や日本のお歯黒のように、美意識は時代とともに変遷するものです。
そのうち、髪は白髪が混じった方がかっこいいという時代が来るかもしれません。
「昔は白髪染めっていうものがあったんだって」と話をするような。

白髪がおしゃれじゃないと決めつける頭の硬い人は、宇宙の果てに吹っ飛ばしてやりましょう!

それに、老けて見えることよりずっと怖いのは、年齢にふさわしい中身が備わっていないこと。

私は、勉強したいことは山ほどあるし、人として今より少しでも魅力的になりたいと心から思います。
まだまだ、成長したいと思うのです。

外見のおしゃれも大好きだけれど、中身の方がずっと魅力的な、真の「かっこいいバアさん」になれたら、どんなにすばらしいでしょうか?

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。