名古屋「ふんりんかん ぎり」で極上の料理を味わう!|ゴニョ研

2018年2月26日名古屋のグルメ

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「ふんりんかん ぎり」で高級料亭の味を気軽に!

八寸の写真

2019年12月14日、また行ってきました。
これで「ふんりんかん ぎり」さんでのお食事の記事は6回分!!

この記事では、
・お店の場所・席数・お値段など
・私が行った6回分の食事の詳細(写真満載)
をご紹介します。

6回分の日にちはこんな感じ。
いらっしゃる季節に合わせて、ご覧になってくださいね。

・2019年12月14日 10.000円のコース
・2018年11月17日 10.000円のコース
・2018年 8月 4日  8.000円のコース
・2018年 5月 4日 10.000円のコース
・2018年 2月17日  8.000円のコース
・2017年12月 9日  8.000円のコース

「ふんりんかん ぎり」はどんなお店?

本当にこちら「ふんりんかん ぎり」さんは接待にも家族のお祝いにもピッタリ!
ちょっと贅沢したい時にふらっと入れる、品の良い、おいしいお店です。
カウンターもあって、一人の方もお見受けします。

外観の写真

名古屋市中区千代田、地下鉄上前津の駅からも、矢場町の駅からも、歩いて5分くらい。

ぎりの地図、住所など

2014年開業ですが、我が家は2017年にここを発見し、それから和食と言えば「ぎり」。ここでお食事を頂くことを娘は「ぎりる」と言っております。

どんな小さな料理にもプロの仕事が幾重にも重ねられています。
そして盛り付けも器も息をのむほど美しい

はもの料理のGIF

カウンター8席、個室1室(定員8名)。
白木のカウンターやテーブルが清々しく、小ぢんまりしていて大変落ち着けるお店です。
日本酒、焼酎、ワイン、ビールとお酒の種類も豊富です。
1品料理も季節感満載で種類が多いですが、コースはそれはそれは手の込んだお料理が次々に出てきて、とってもお得感があります。
コース料理は要予約(前日まで)

店主の片桐さんは大阪で修業をされたとか。
ご出身は愛知だとおっしゃっていたような。

店名の「ふんりんかん」というのは板場では、「1,2,3」を「ふん、りん、かん」と数えるところから。
「ぎり」は片桐さんのぎり。
お写真はないけど、片桐さんは和製トム・クルーズという雰囲気の男前。
バイクにまたがって店に突っ込むとか、やってくれたらうれしいな。

てきぱきと板場を切り盛りする姿に思わず見とれますよ。
出刃包丁を投げてくれたりしたらもっと素敵。

お店の方はみなさん、とっても感じが良くて、細かな気配りも利いて大変気持ちが良いです。
電話予約も、忙しい時間帯に申し訳ないわ~と思いながらかけますが、いつも本当に爽やかな応対なんです。
帰り際も、しっかり見送ってくださいます。
こちらに伺うと決めると、少し前から楽しみで楽しみで。

では、お食事を紹介していきます。

クリスマス感満載!「ふんりんかん ぎり」の冬料理・2019年12月14日

【先付】
京都のほうれん草、椎茸、貝柱、大根、カラスミの和え物写真

一番下にあるのが京都のほうれん草、その上に原木椎茸、貝柱、大根の薄切り、カラスミがのっています。
あっさりした一品ですが、全てに細かい仕事がしてあって、みんなおいしいんです。

ほうれん草も椎茸もしっかり味が染みていて、焼いた貝柱は香ばしく、淡白な大根とパンチの効いたカラスミが相性抜群です。

【吸い物】
しんじょと松茸の汁物の写真

緑の鮮やかなしんじょ。
とてもおいしかったんですが、何のしんじょだったか忘れてしまいました。

松茸と柚子の香りがとても上品です。

【お造り】
お造りの写真

鰹のたたき、イカのうに巻、カンパチなど。
食べ方もシンプルに薬味としょうゆで食べる以外に、細ネギを巻いてポン酢ともみじおろしで食べるものもあり、いろいろ楽しめます。

いつも、ぎりのお造りは何種類もの薬味やおしょうゆ以外のつけだれがつきます。

今回は奥の柄のついた器がポン酢、手前右が黒しょうゆ、左が鰹をつけ混んで作った自家製しょうゆだそうです。

【煮物】
煮物の写真

カブとエビの煮物です。

煮汁は餡(あん)になっていて、身体も心も温まる1品。
もちろん菊の花びらは食べられます。

ぎりのお料理は、見ているだけでもうっとりするものばかり。
片桐さんのセンスの良さに毎回驚かされます。

【酢の物】
セコガニの酢の物の写真

カニというと、夢中になって身を取るイメージがある貧乏性の私。
甲羅の上にあるのは、もう食べるばっかりのセコガニの身。
だから、身を取るために必死になる必要はありません。
お皿の奥にあるのは、蟹ミソを蟹の泡に見立てた酸味のあるつけだれです。

とっても遊び心のあるお料理でしょ?

セコガニは、ズワイガニのメスなんですね。
保護のため11月始めに解禁になってから、たった2ヶ月間しか漁ができないんです。

この時期だけの貴重なお宝、セコガニは、体が小さく身は多くないけれど、味は濃厚かつ上品。
また、この蟹ミソでできた泡が、本当においしくて、お皿を舐めたいくらいでした。

【八寸】
八寸の写真

和食なのに、クリスマスっぽい、とてもシックで豪華なお料理です。

私は、ぎりに予約を入れるといつも、「今回の八寸はどんなかな?」ととても楽しみにしているんです。

なのに、片桐さんが一つ一つ、ていねいに説明してくださったお料理の内容を、ほとんど覚えていません。

右の奥の円柱の側面に縦縞があるお料理はナスの煮物。

ナスの写真

ナスがトロットロでミソだれがちょうど良い甘辛。
口に入れた瞬間に「うわっ、やば」っと思うおいしさでした。

その左の茶碗蒸しの中には、白子が!!

茶碗蒸しの写真

そしてその手前は干し柿にチーズがはさんであるんですよ。

干し柿チーズと魚の竜田揚げの写真

そのお隣はお魚の竜田揚げ。

黄色い蓋の器はきゅうりとなんかの酢の物。

きゅうりの酢の物の写真

本当においしかったのに、何か覚えてないんですよ。

その手前、正面のどんぐりに見立ててあるのはうずらの卵です。

うずらの卵と南瓜のコーヒー煮の写真

その左隣は、なんとかぼちゃのコーヒー煮。

すごく香ばしいコーヒーの匂いで、本当にコーヒーの味なんだけれど、かぼちゃの甘さも活かされて、どうやって作ったのか知りたかった。

どうせ忘れちゃうし、忙しい片桐さんを捕まえるのは申し訳ないのでやめましたが。

【御飯】
桜海老の炊き込みごはんの写真

桜海老の炊き込みごはんです。
このお写真は三人分。

私一人でも食べられますけどね。

ご飯と味噌汁の写真

おみそ汁とお漬物と一緒にいただきました。

もちろんおかわりしましたが夫も娘もお腹がパンパンだというので、残りはおにぎりにしていただいて、持ち帰りましたよ。

次の日の昼に焼きおにぎりにして食べました。

【水物】
わらびもちと苺とみかんの写真

デザートは大粒のイチゴと、びっくりするほど甘くてみずみずしいみかんと、わらびもちでした。

予約の時に「娘の誕生祝い」とお伝えしたら、水引まで用意してくださって、豪華なデザートでした。

五感で秋を満喫!「ふんりんかん ぎり」の秋料理・2018年11月17日

もみじの敷き紙の写真

席に着いた途端、もう秋の雰囲気を満喫できます。

きのこの箸置きの写真

ユリなどの活花の写真

きょうは10,000円のコース料理を頂きます。

【先付】
柿とシャインマスカットとキャビアとリンゴの白和えの写真

柿とシャインマスカットとキャビアとリンゴの白和えです。
柿をくりぬいた器が、とっても斬新。

お料理をエンターテイメントとして楽しんでもらおうという、片桐さんの心意気ですよね。

白和えの衣がとても甘くてしっとり。
お豆腐とは思えなかったので、材料は何なのか尋ねたら、絹ごし豆腐と練ゴマと調味料だけとのことでした。
砂糖も加えていないのに、こんなに甘いなんて信じられません。
果物の甘さが加わっているとはいえ、この白和えの美味しさは忘れられません。

【吸い物】
お椀の写真

現代的で重厚なデザインのお椀。

開けるのが、ものすごく楽しみ。

萩のしんじょと松茸の汁物の写真

萩(秋の七草のひとつ)のしんじょと松茸の汁物。
萩のしんじょは、中に人参、きくらげなどたくさんの具が入っていて歯触りの違いも楽しい。
出汁が効いた汁が、それだけを何杯でも飲みたいくらいおいしかったです。

【お造り】
鮮やかな色で形もおもしろいお皿。
お刺身の色とよくあって本当に美しい。

お造りの写真

鰹のたたき、ヒラメ、イカのうに巻、カンパチ、トロさわら、マグロです。

お造りのアップの写真

トロさわらは三重県鳥羽の近海のブランド魚。
秋から冬にかけてが旬で、脂がのって格別においしくなるということ。
さっとあぶってあって香ばしく、口の中で溶けるような感触と濃厚なうまみが最高。

【煮物】
お椀の写真

今度は丸みがとても温かいお椀。

お椀の蓋の裏側を見せた写真

ふたの裏側でお月見ができました。

アマダイのあんかけの写真

この美しいあんかけの中身はアマダイです。

アマダイのあんかけを割って中を見せた写真

わさびがアクセントになって、ピリッとおいしい。

【焼物】
なんと次のお料理の写真を撮り忘れました。
松茸の牛ロース巻です。
すき焼きの味をイメージしてつくられてたとか。
ちょっと濃いめの味なのにさっぱりしていて、とても上品。

【八寸】
八寸の写真

これぞエンターテイメントですよね。
出てきた途端、思わず子どもみたいに「わあっ」って言ってしまいました。
ドキドキするくらい美しいから、見るだけでも幸せなのに食べてもおいしい!

柿の器の写真

柿の器の中はほうれん草のお浸し。

ほうれん草のお浸しの写真

大振りに切った松茸は歯ごたえ抜群で最高の香り!

大根とブロッコリーの炊き合わせの写真

矢絣(やがすり)の模様の器は、大根とブロッコリーの炊き合わせ。
紅葉の大根が美しすぎて食べるのがもったいない。

もちろん食べました!

白身魚の焼きもの、落花生、里芋などの写真

奥の右端は白身魚に青のりをまぶして焼いたもの。
これが本当においしかった。

その隣から銀杏、さつまいもの煮物、落花生、えんどう。

手前左の、どんぐりに見立てているのは里芋。
手前右はエビとアワビです。
どれも薄味で素材の味が際立って、まさに秋。

焼鮭と白子の茶碗蒸しの写真

左は焼鮭、右は白子の茶碗蒸しです。

焼鮭は香ばしくジューシーでうまみたっぷりです。

一見普通の茶碗蒸しのようで、中身は白子。

茶碗蒸しの中の白子の写真

ずいぶん食べてから撮りましたよね。

おいしくて夢中でたべちゃった…。

【御飯】
いくらごはんの写真

いくらごはんです。
ぷっちぷちのジュワ~~~ですよ!

この舞台の終演がとても寂しいです。
お腹は苦しいくらいいっぱいなんですけど。

葉の絵付けが美しいお椀の写真

葉の絵付けが美しいお椀。

シジミのお味噌汁の写真

中身はシジミのお味噌汁です。

こんなに上品で味わい深いシジミのお味噌汁を食べたのは初めてです。

【水物】
ピオーネと紅ほっぺとわらびもちの写真

デザートは大粒のぶどうピオーネと、これまた大粒のイチゴ紅ほっぺと、わらびもちでした。

わらびもちは丁度よい甘さ。
ピオーネも紅ほっぺも、みずみずしくて香りも味も濃厚。

本当に幸せ。

ごちそうさまでした。

きっと紅葉狩りには行けないけれど、ぎりで秋を満喫したので大満足です。

なんて涼しげ!「ふんりんかん ぎり」の夏料理・2018年8月4日

連日、体温を越える最高気温が続き、夕方でも死にそうな暑さ。

すいかの敷き紙の写真

でも「ぎり」に着いたら、もう道中の暑さなんて忘れてしまいました。

花火の敷き紙の写真

カウンターに敷かれた敷紙、お箸置き。
こういう細かいところにも全く手を抜いていないのが、「ぎり」の素晴らしいところ。リピーターが増えるはずですよね。

きょうは8,000円のコース料理を頂きます。

【先付】
ワタリガニとシャインマスカットの料理の写真

りんどうの花のような愛らしい器の中は、ワタリガニとシャインマスカットのジュレ掛けです。ジュレは加減酢。加減酢は合わせ酢の一種で、酢に調味料やだし汁を加えて、口あたりをやわらかくしたものですね。
シャインマスカットとワタリガニがこんなに合うとは!
一緒に食べるとフルーティーなのにしっかりカニの味。

おかわりください!

【吸い物】
茶豆のしんじょの椀の写真

モダンなお椀をあけると

茶豆のしんじょの写真

またモダンな色彩のしんじょ。
茶豆のしんじょです。中に白身魚と松茸が入っています。
しんじょは、びっくりするほどふわっふわで甘い。
おだしがまた、あっさりして、まろやかなのに深くてしみる味なんですよ。

【向付】
はもの料理の器の写真

小川のせせらぎが聞こえてきそうな、本当にすずやかな器。
川床で食べているような気持ちになれます。

はもの料理の写真

ふたを開けるとハモ料理です。
手前はハモの卵を固めたもの。硬そうに見えますが、口に入れるとジュレのようにほどけて、なるほど魚の卵です。
くるっとかわいいのはハモの骨のせんべい。サクサクで程よい塩味で、むちゃ高級なスナック菓子のよう。
そして、主役はハモの湯引き
あっさりした中にも、ほんのり口に残るうまみが最高です。

【お造り】
団扇型のお盆がとても粋です。

お造りの写真

手前が鰹のたたき。向こうのひょうたん型の器の中は、マダコ、シマアジ、いちみ鯛、イカのうに巻。

お造りのアップの写真

いちみ鯛は水揚げが少なく幻の魚と言われる高級魚。真鯛より脂がのっていて、もっちり美味です。
イカのうに巻。この味のコンビネーションは最高です。
私、ウニはあまり好きじゃないんですが、これはいくらでも食べられそうです。

【ジュース】
プレミアムブドウジュースの写真

これは娘のオーダーでプレミアムブドウジュース。ワインをつくるぶどうの一種、メルローで造られています。濃厚なのに嫌味がなく、自然な甘さと酸味。本当に甘口のワインみたい。こんな風にノンアルコールの飲み物が充実しているのも心憎い気配りですよね。

【煮物】
冬瓜の吹き寄せ煮の写真

この優雅なお料理は冬瓜の吹き寄せ煮。

冬瓜の吹き寄せ煮のアップの写真

上にのっているのは、アワビ、ホタテ、里芋のあられ揚げ、オクラ。
冬瓜の吹き寄せ煮の下に赤みそがあり、冬瓜にみそを混ぜながら食べます。
薄い味で冷たい冬瓜にパンチの効いた赤みそ、絶妙でした。

ちょっと休憩。

かえるの箸置きの写真

【八寸】
八寸の写真

なんて夏らしくて愛らしい盛り付けなんでしょう。
唐草模様の器は、うなぎとキュウリ。
その左がハモの梅肉巻。
トウモロコシの芯が、お魚のすり身なんです。むちゃくちゃおいしかったです。

この金魚、何でできてると思いますか?

金魚の写真

なんとパプリカ

「どうやって作るんだろう?」と繰り返しすぎて娘にうざがられました。
金魚の下はみょうがの和え物です。

金魚とスイカの写真

すいかの赤い部分は明太子、種はごま、皮はカボスの皮。

【御飯】
これは夫が頼んだじゃこごはん。

じゃこごはんの写真

この日は素麺もあったんです。
おしゃれすぎてクラクラするような素麺でした。

素麺の写真

ものすごく細い麺で、のど越しが最高なんです。
おつゆは、きっちり出汁が効いているのにくどくない。
でもしっかりと麺にからむんです。
麺を食べ終わった私は、器に口をつけ、ラーメンの汁のように素麺のおつゆをゴクゴク飲みました。

えっ?

何か問題でも??

アップの素麺の写真

【水物】
なんとすいかのシャーベット。
これは明太子ではありません。
種はチョコレート。

すいかのシャーベットの写真

添えられているのはナガノパープルというブドウ。
皮ごと食べられる巨峰という感じです。
シャーベットもブドウも程よい甘さで、さわやかな味です。

すいかのシャーベットのアップの写真

ああ、おなかがいっぱいなんですが、もう1回このコースを食べたい。
家族3人で、「まだ何も食べていない」と言い張ろうかと思いましたが、この日もほぼ満席で超お忙しそうだったので、控えました。

あー、おいしかったし楽しかった。
お料理って芸術なんですね。

思い切り美しい春を味わう!2018年5月4日

この日は1万円のコースを頂きました。

トマトと筍の写真
敷紙もお箸置きもカウンターの上も春の装い。

【先付】
先付の写真
ガラスのお皿の上にホタルイカのゼリー寄せ。こごみが美しい。
酸味が程よく、冷たいのど越しのゼリーがさわやか。
私はビールを頂きましたが、ワインでも日本酒でも焼酎でもぴったり合いそうなお味。

【吸い物】
吸い物の写真
グリーンアスパラのしんじょをハマグリと鰹のお出汁で煮たものです。
蓋を開けると、春の香りに包まれます。しんじょはふわふわ。
しんじょもおつゆも優しい味付けですが、素材の味がとても濃いので、満足感は130点。

【向付】
向付の写真
写真は2人分です、初鰹、ひらまさ、イカで雲丹を巻いたもの、もがれい、トロ、あぶりトロなど。
雲丹のイカ巻もあぶりトロも絶品でした!

【煮物】
煮物の写真

鰆(さわら)の若竹蒸しです。わかめをすり流しにしたあんが、かけてあります。
大根と人参のちょうちょが春を告げます。
あっさりした中にも、わかめの風味がたいへん濃厚で、ほろっと崩れるさわらとシャキッとした筍の食感の違いが、とても楽しい。
1滴残らず頂きました。
ちょうちょが折り紙のように美しいので、どうやって作るのか伺ったら
「くるくるっとやると、できるんですよ」
とのこと。包丁だけで作れるそうなので、皆さんどうぞやってみてください。

【アスパラの塩焼き】
ものすごく太いアスパラを丸々1本塩焼きにして、半分はそのまま、もう半分は雲丹あんかけで頂くというお料理があったんですが、写真を撮り忘れました。
新鮮なアスパラをアツアツに焼いたのが、本当にオツでした。
塩がいけるんですよね。シンプルで。

【八寸】
八寸の写真
奥の左から

  • かぶとの中は木の芽和え
  • アヤメの中はカウンターにあったフルーツトマトと毛ガニのサラダ
  • 四角い器は筍を肉で巻いたタレ焼き
  • 青い器は鯛の子と白子の茶碗蒸し

手前は右から

  • 鮭の黄味ネーズ焼
  • 白身魚のクルトン揚げ
  • 丸十(さつまいも)甘煮
  • 新小芋
  • ふろふき大根

どれも美味しかったですが、木の芽和えは食感と香りが最高。フルーツトマトが甘くてカニとピッタリでした。夫は鮭の黄味ネーズ焼が大のお気に入り。クルトン揚げも、カリッと揚がっていて、ちょっと梅が入っているのか、酸っぱさが絶妙でした。

【御飯】
御飯の写真

ご飯は桜えびと筍の炊き込みご飯です。お釜で炊いてくださるんですよね。香りが素晴らしくて何杯でも食べられそうですが、ほんとにお腹いっぱい。余った分はおにぎりにしてくださったので、持ち帰りました。
夫が寝てから一人で食べました。ふふふ。

【水物】
水物の写真

抹茶アイスクリームも自家製だそうです。

この日は満席で板場は大忙し。
でも店主で板長の片桐さんは、テキパキと指示を出し、かつ要所要所でお客さんへも声をかけてらっしゃいます。
私たちの帰り際にも
「バタバタしてすみません。もっとゆっくりお話ししたかったんですが」
とおっしゃって下さいました。
お花見も行かず、行楽へも出かけなかった私たち。
特にずっと仕事ばかりの夫には、ここだけが安らぎ。
季節を満喫し、本当に美味しいお料理を食べ、幸せでした。

冬でも「ぎり」なら心まであたたまる!2018年2月17日

我が家は4名で個室を予約し、8.000円のコースをいただきました。
【先付】
先付の写真

いつも種類が豊富で細かい細工が心にくく、しかもおいしい物ばかり。
一口目で幸せ。
一番右のお刺身は鯛だったかな?
私っていつもこんな風。
そうそう、お酒を写し忘れましたが、私は焼酎のお湯割りをいただきました。
日本酒、ワインは美味しいものが揃っているらしいですよ。

【吸い物】
吸い物の写真
お椀の中央にある丸いしんじょ。
本当に舌触り、香り、のど越し、最高なんです。
でも何でできてるのかは忘れたんですよ。

【向付】
向付の写真
お刺身も程よく歯ごたえがあって、本当に新鮮なのが分かります。

【煮物】
煮物の写真

とろっとろのふわっふわ。
心まで温まるようなお料理でした。
しかし、もうこの辺に来ると完全に酔っている私。
一品一品丁寧に説明してくださるお店の方のお話も、
てんで聴いちゃいません。本当にごめんなさい。

【八寸】
八寸の写真
お雛祭りが近いから、こんな器。
あまりにもかわいいのでお料理の説明を記録せねばと思い、酔った手元で何とかボイスメモの録音ボタンを押しました。

手前右手から

  • 白身の魚とチーズを大葉で巻いた変わり揚げ
  • 串に刺さっているのがタラの芽のおひたしをあぶった鴨ハムで巻いたもの
  • さつまいもの甘煮
  • フキノトウの天ぷらの田楽味噌添え
  • 市田柿にクリームチーズを挟んだもの

お雛様の蓋を開けた写真

お雛様の中は

  • イイダコの炊いたもの
  • タラの白子の卵とじ

奥の背の高い器の中が

  • ちゃぶりなまこ(番茶で炊いたナマコ)

みんな一口食べると春が口の中に広がるような味。
白身魚とチーズの変わり揚げはサクサク!
市田柿のクリームチーズサンドはブランデーのような芳醇な味。

次は御飯で、梅茶漬け、しぐれ茶漬け、鯛茶漬けなど3種から選べます。
私は納豆雑炊をいただきましたが、なんと写真を撮り忘れました。
納豆の味は濃厚だけれど鼻に着くにおいはなく、あっさりして美味しかったです。

【水物】
雪見だいふくの写真
デザートは抹茶のアイスの入った雪見だいふく!
抹茶の香りも味も濃厚で大人の味なのに、優しい甘さの大福餅と一緒だと、いくらでも食べられるおいしさ。
おかわりが欲しかった。
おなかパンパンなのに。

外は北風が冷たいけれど、春らしいお料理で心に春が来たようです。
私の頭の中は年がら年中春ですけど。

「ぎり」なら和食のクリスマスだって美しい!2017年12月9日

クリスマス間近。
和食なのにクリスマスらしい盛り付けがとっても可愛らしかったです。
こちらも8,000円のコースです。

【先付】
12月9日先付の写真

【吸い物】
12月9日の椀物の写真
これはかぼちゃのしんじょ。
とってもなめらかで、優しい味でした。

【向付】
12月9日の向付の写真

【煮物】
12月9日の煮物の写真

【蒸し物】
かにの写真
この時期ならではのカニ。小さいけど味が濃厚!!

【八寸】
12月9日の八寸の写真

冬、庭木を雪から守るために行う「冬囲い」を模した美しい八寸のお盆。
先日ニュースで見た金沢の兼六園の冬支度に思いをはせました。

12月9日八寸のアップの写真

きっとオーナーシェフの片桐さんは、木や花もお好きなんだろうな。
右隅のクリスマスツリーは紅芯大根。
かわいいし、食べてもおいしい。

【御飯物】
鯛茶漬けの写真
鯛茶漬けだったと思います。

【水物】
抹茶アイスの写真

抹茶アイスだって、カフェで食べるのとはレベルの違うおいしさです。

この日もぜーーーんぶおいしかったです!

ぜったいまた行きます。

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