50代夫婦旅行を最高に楽しむコツを珍道中しながら考えた!|ゴニョ研
多いと1日に30回くらい、夫に回し蹴りをかましてやりたいと思う、ガッツかよめです。
50代ともなるとラブラブの夫婦なんて、あんまりいませんよね。
いろいろあるのが当たり前。
でも50代になってから、本気で夫婦仲が心配になることもあるんです。
だから夫と2人で旅行に行きたいけど、「途中でケンカになって嫌な思い出になったらどうしよう」なんて不安もあります。
でもつい最近、箱根へ2泊3日で夫婦旅行に出かけたら、これが本当に楽しくて…。
箱根2泊3日のんびり観光記・アラカン夫婦珍道中なので、私たちの珍道中から、50代の夫婦旅行を楽しむコツを考えてみました。
50代夫婦旅行はやり方次第で楽しめる! その秘訣は?
体力に合わせてゆったりしたスケジュールを立てる
私も夫も一応健康ですが、体力には自信がなく、強硬なスケジュールでたくさんの観光地を見て回るのは、好きではありません。
ちなみに移動手段はマイカーではなく公共交通機関でした。
私たちの箱根2泊3日の旅行の行程は、こんな感じでした。
名古屋→小田原→強羅(ごうら)のカフェ→ポーラ美術館→仙石原(せんごくはら)・金谷リゾート箱根宿泊
(2)2日目
仙石原(金谷リゾート箱根発)→大涌谷→箱根神社→箱根町港→箱根海賊船乗船→桃源台港→箱根ロープウェイ乗車→早雲山→強羅(強羅 白檀宿泊)
(3)3日目
強羅 白檀→彫刻の森美術館→箱根湯本→小田原→名古屋
1日目も3日目も、宿以外に立ち寄ったところは、1つか2つ。
最も活動的だった2日目も、移動距離は小さく、海賊船とロープウェイ以外はタクシーを利用し、ほとんど歩いていません。
地図で見るとこんな風です。
このピンをクリックすると場所の名前や詳細が見られます。
2本指で触って、指の間を押し広げると拡大し、狭めると縮小します。
1本指で動かすと表示区域を変更できます。
50代ともなると、普段元気でも、急にたくさん歩いたりすると体力の衰えを感じる方も多いかもしれません。
私も自分では若いつもりでいますが、ちょっとはしゃぐと次の日にぐったりしたり…。
もちろん、すばらしい体力や気力を備えた方もいらっしゃるでしょう。
お二人ともそうなら、精力的なスケジュールで全く問題ないですよね。
でもどちらかが、あまり自信がないのなら、無理せず欲張らず、休憩を多く取ったり早めに宿に着くようなスケジュールがオススメです。
2人の趣味をうまく取り入れる
私も夫も美術館が好きです。
そして、夫はアンティークが好き。
私はアンティークにはそれほど興味がないけれど、森の中が好き。
今回の箱根旅行では、美術館にも、アンティークの雑貨があるカフェにも立ち寄ることができました。
そして、箱根はまさに森の中。
共通の趣味がほとんどないようなご夫婦でも、お互いの好きなものを一緒に楽しむような旅の計画を立てられるといいですね。
私たちは、普段、そんなに2人で外出しないのですが、今回の旅行でアンティークを一緒に見るのは、とても楽しい体験でした。
同じ場所にいながら別行動が心地よい
旅行って、ずっと一緒に行動しがちです。
でも、今回の旅行は、考えてみると小さな別行動が多かったなと思います。
例えば美術館。
一緒に美術館に入り、一緒に出るけれど、中にいるときはあえてペースをそろえず、別行動になっていることも多かったのです。
また、旅館でももちろん食事は一緒にしますが、早朝2人でロビーにいて、夫は読書、私は朝焼けを見る、なんていうことも。
入浴や就寝もそれぞれのペースでした。
考え方や好みや行動のペースが違っても相手を許容し、視野の端っこにいる相手を時々意識するくらいが、ちょうどいいのかもしれません。
相手の機嫌が悪くなったときには同調し過ぎず距離を置く
とはいえ、旅行で長い時間一緒にいると、トラブルがあったり、何かの拍子に相手の機嫌が悪くなる、なんていうこともありますよね。
こういう場合、もちろんその理由や状況にもよりますが、連れ合いの個人的な事情によるときは、ちょっと距離をおく方がいいみたいです。
今回の旅行でも、実は夫がちょっと機嫌が悪くなる出来事がありました。
本当に小さなことです。
それは土曜日で大混雑の箱根湯本の駅前で起こりました。
お土産屋さんでトイレを借りようとして断られたんです。
それだけなら夫は怒らなかったんですが、あっさり店を出ようとした夫を気の毒に思ったのか、店員さんが何度も呼び止めたのが気に入らないと。
夫の気持ちも分からないではないですが、そんなことで楽しい旅行気分を台無しにされるなんてもったいない。
夫の話に耳を傾けつつも、私はなるべく全く別の楽しいことを考えようと努力しました。
私が馬鹿みたいに小さなことでイラッとしたときは、夫はジョークでかわしてくれました。
たまにはちょっと贅沢に
「老後の蓄えが万全」なんて、とても思えない我が家。
結婚前の娘や生活習慣病予備軍そのものの夫。
いつ大きな出費があってもおかしくないですよね。
家のローンこそやっと払い終えたものの、メンテナンス資金もいるし。
お金の心配は、キリがありませんよね。
でも旅行に行くと決めたら、ちょっとは贅沢したい。
そこでオススメしたいのが、こんなことです。
個室露天風呂に入ろう
温泉旅館に行くなら、個室露天風呂のあるお部屋を取るのはどうでしょう?
ちょっとお高めですが、大浴場の露天風呂とは、全く違う趣があります。
お部屋の冷蔵庫から冷酒やビールをお風呂に持ち込むこともできるし、
たまには夫婦で湯船につかるのもいいですよね。
屋根がある露天風呂なら雨でも濡れずに入れます。
箱根を五感で満喫できるこのお宿の宿泊記を、箱根の強羅 白檀宿泊記・アラカン夫婦の珍道中で、ご紹介してます。
とびきりおいしい料理を食べる
個室露天風呂のお部屋だと、お料理も季節感満載のおいしいお料理が食べられます。
丁寧な仕事が幾重にも積み重ねられた、芸術品のような一皿に目を見張り、心をときめかせるのも、ちょっと贅沢な旅ならでは。
上でご紹介したお造りと鮎の塩焼きの写真は、このお宿のお料理です。
ホテルだったら、是非ちょっと背伸びしたレストランなどでコース料理を。
とびきりおいしい食事を食べると、それだけで人は幸せになれるものですよね。
50代夫婦旅行は絆を深めるチャンス
人生100年時代。
50代といっても、この先、まだまだ長いですね。
けれども気力も体力も日々下降線。
もちろん、まだまだ新しいことにも挑戦できるし、心躍るようなドラマチックな出来事だってあるかも。
詳しくは面白い失敗談!おっちょこちょいなら読んで笑おう!をご覧ください。
でも、当然老いへの不安はあるんです。
これは誰でも避けられないことでしょう。
もしもの時に頼れるのは、私の場合は断然夫です。
旅で心にゆとりができると、連れ合いがちょっと愛おしく思えたりします。
今回の旅で、夫から「いつもありがとう」なんて、柄にもない言葉を贈られたりしました。
冗談っぽかったけれど、やっぱりうれしい。
こういう言葉を、将来、夫のおむつを換えながら思い出すんでしょうか?
夫婦旅行は、共通の思い出もでき、ゆとりを持って相手を見つめることもでき、互いの絆を深める良い機会です。
お金は大事だけれど、夫婦の絆を深めることの方が、ひょっとして貯金や保険を増やすより、リスク管理に役立つかもしれません。
ぜひ、ご夫婦で楽しい旅行を!
50代夫婦の楽しみ・2人でゴキゲンになって絆も深めるには?では、50代夫婦が楽しむコツをゆるゆるご紹介しています。
スキンシップも夫婦の絆を深めるのに有効です!
50代夫婦はスキンシップでオキシトシン増大!ワンタッチで2人ともストレスにも強くなれる!で、詳しくご紹介しています。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
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