猫の生態、猫好きの夫について夏目漱石風に考えた|ゴニョ研

2017年10月10日笑える小話と家族のエッセイ

ガッツかよめです。私の夫は、超猫好き。私と喧嘩をしている時も、猫には優しい声で話しかけます。ムカつきます。なんとか懲らしめてやろうと思い、まずは猫のことを研究してみました。すると驚きの結果が…。

猫が歌った!?

家には2匹の猫がいる。私がピアノを弾き始めると、そのうちの一匹が、決まって盛んに鳴く。それは「ニャー」などという可愛い鳴き声ではない。「ガー」というか「オンギャー」というか、「青年の主張 全国大会 猫の部」というものでもあれば、出してあげたいような、なにか逼迫した伝達事項があるかのような鳴き声である。ピアノが始まると、毎日決まって鳴くので、私は娘に聞いた。

「あれさあ、ピアノに合わせて歌ってるつもりなんかなあ?」

「そんなことあるわけないじゃん。うっせー、静かにしろって鳴いてんだわ」

猫は人の意を汲むのか?

考えてみれば、娘の説が正しい気がする。

猫は、人とか他の猫とか、何かに合わせて共同作業をするような性質の動物ではないのだ。「人の意を汲む」ということが、まるでないのである。少なくとも我が家の猫はそうだ。

キーボードの上でお休み中のロシアンブルーの写真

たとえば、猫が「にゃーん、にゃーん」といかにも人恋しそうに鳴いている。人間だったら「ねえねえ」って感じだ。だから、「どうしたの?」と近づいていく。すると目を合わすか合わさないかのうちに逃げ去ってしまう。そんな時、「お前が呼んだんだろ」と怒ってはいけないのである。猫とはそういうものだ。

また、ある時は猫自らが寄ってくる。「そうかそうか、撫でてほしいか」と撫でようとすると、またもや風のごとく去るのである。「寄って来たのはそっちだぞ」と怒ってはいけないのである。猫とはそういうものだ。

時には膝の上に乗ってきたりする。食事中だったりするが、食べ終わっても、おいとま願えなかったりする。次第に足が痛くなってきて、「もう勘弁して」と思ってもテコでも動かないのである。

猫は超マイペース

そうしてみると、猫というのは、あくまでマイペースで、自分から言い出して周囲を巻き込んで始めたことでも、もう必要ないと思えば周囲のことなどお構いなしに、とっとと一人で止めてしまう。

ゴロンと転がるロシアンブルーの写真

「私から言い出したことだから、ここでもう止めてとは言いにくいわね。せっかくやってくれるなら、感謝しなくちゃ」なんてことは、絶対に思わないのである。

また、こうしたいと思って、自分の欲求が遂げられるまでは、相手が疲れようが嫌がろうが、そんなことは関係ないのだ。あくまで自分の気持ちに忠実に生きる。

猫好きは、そんなことは当然知っている。夫もその一人だ。

猫好きな夫に感謝しよう

ここまで書いて気がついた。

猫は、誰かに似ているような気がする。

・・・

…私か!

つまり、私が猫で夫が飼い主。私たちが上手くいっているのは、だからだったんですね。

いや、私だけではない。私と同年代の、つまり中年と言われる世代の女性たちは、同じ特徴を持っている気がする。だとすると、中年女性を妻に持つ男性が平和な家庭で過ごす道はただ一つ。

それは、猫好きになることですね。

「あっ、今日バンドの練習だった。ああ、もう行くから。ごめん、洗濯物とり込んどいてね。えっ? パソコンの調子悪いのみてって、私そんなこと頼んだ? ごめんごめん。もう行くわ。」

吾輩は猫である!

(…っておい! by夫)

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