爆笑小話・40代以上の女性は人生に悩んだら笑おう!|ゴニョ研
人生に悩む40代以上の女性の皆さま、
こんにちは。
女の人生は山あり谷あり。
毎日が我慢の連続。
報われることも少なくて、なんだか嫌になっちゃいます。
本当に毎日毎日お疲れ様です。
ここで、ちょっと笑っていってくださいね。
私ガッツかよめは笑いであなたを応援します!!
いや、そんなに悩んでないって?
大丈夫!!
まだまだ、これから悩みは深くなりますって!!
- 1. 人生のいろんな悩みを笑い話で吹き飛ばそう!
- 1.1. ミディ丈ならいいんじゃない?
- 1.2. 誠実な男の判別法
- 1.3. もう十分見返したと思う
- 1.4. 空耳アワー1:アレサ・フランクリンは日本語もうまい
- 1.5. 空耳アワー2:ジェス・グリンは東北弁もうまい
- 1.6. 暴走
- 1.7. イケメンエリートの正体
- 1.8. 歯から出るもの
- 1.9. 神様は和食党
- 1.10. 馬子にも衣装
- 1.11. 車が買えない理由
- 1.12. 普通じゃないブログ
- 1.13. 新しい安眠法
- 1.14. 「なぜこれ君」
- 1.15. ブツブツ
- 1.16. 年齢を重ねなくても似合う
- 1.17. 笑われてナンボの人生です
- 1.18. 目指せ!お笑い演奏家
- 1.19. ブレない私を目指して
- 1.20. マジ電話は自分の家でしよう!リアルガチで
- 1.21. 鳩撃沈
- 1.22. 親子で……
- 1.23. 3回で1回
- 1.24. 小さすぎる私
- 1.25. いろんな種類のマスカットが必要
- 1.26. 驚がくの才能
- 1.27. 罪のない嘘
- 1.28. 妊娠のシステムから変えたい
- 1.29. 猛暑にも強い
- 1.30. ブルーノートへ行く時のおしゃれ
- 1.31. 穴があったら入りたい
- 1.32. ありがたいけど受け取れない
- 1.33. 吐かせ屋刑事とハリセンボン
- 1.34. それだけはあげられない
- 1.35. ドラマチックなはずだった?
- 1.36. 乙女心
- 1.37. 確かに…
- 1.38. 群馬のおじさん
- 1.39. 留守電
- 1.40. ジャンクメール
- 1.41. 持っていかなくても良かったもの
- 1.42. せっかち
- 1.43. そっくりシリーズ
- 1.44. ピアノの先生の恋人
- 1.45. 力持ちのまつ毛が欲しい
- 1.46. 虫の認識力は
- 1.47. おばあちゃん、それは…
- 1.48. お母さん、それは…1
- 1.49. お母さん、それは…2
- 1.50. 物干しざおとお岩さん
- 1.51. それは見つからない
- 1.52. アラサー合体ロボ
- 1.53. もうちょっと早く気が付いて
- 1.54. おばあさんの攻撃
人生のいろんな悩みを笑い話で吹き飛ばそう!
※「詳細は~」とのリンクがあるものは、リンク先にもっと詳しい話があります! ぜひ面白話満載のそちらの記事も読んでみてくださいね。
リンクがないものは、ここで完結しています。
ミディ丈ならいいんじゃない?
ニュースで男子高校生がスカートをはいて登校していると報道されていた。
そこで夫に
「スカートはいて出勤してみたら」
と言ったら、娘が
「コロナウィルスがどこに付着してるか分からないのに長い丈のスカートは怖い。着るならミニだね。」
と言う。
それを聞いた夫が
「ミニスカートなんてはいてたら、Mさん(事務職の60代女性)に、『男の人の目ばっかり気にして。もっとちゃんと仕事しなさい』って叱られちゃうよ」
と言っていた。
誠実な男の判別法
高校時代からの親友は街中で人が振り返るほどの美人。
20代前半の頃の彼女の悩みは、言い寄る男が彼女の顔目当てでないのを、どう判別するかだった。
私は、その時自らが持つ最大の武器に気づいた。
私の顔は
踏絵
だったのだ。
もう十分見返したと思う
もう30年近く前になるが、夫が会社に行きたくないと言う。
当時の彼は、毎晩深夜まで残業していたので、1日くらい休めばいいと思って、
「好きにすればいいよ」
と優しく言ったら、それからずっと会社に行かなかった。
2,3日すると上司がやって来て、
「世間はそんなに甘くない。会社を辞めたら子どもにキレイな服が着せられなくなる」
と言い放った。
上司の机をけとばすような彼が、そのときは不思議と黙っていた。
が、娘が成人式のとき、夫は、いくらなんでもと思うほど高い振袖を買ってやった。
今でも、そこそこ高給取りの30過ぎの娘にやたら高い服を買ってやりたがる。
私には、死ぬほど負けず嫌いの夫の、上司への反撃に思えて仕方がない。
空耳アワー1:アレサ・フランクリンは日本語もうまい
イントロからスキャットの応酬になる、ジョージ・ベンソンとアレサ・フランクリン。
そのイントロが終わって、0分30秒でクィーン・オブ・ソウルのアレサ・フランクリンが歌い出すが、なぜか
「あ、すいません」
と謝っている。
空耳アワー2:ジェス・グリンは東北弁もうまい
ジェス・グリンは、2014年にグラミー賞で、最優秀ダンス・レコーディング賞もとった、超人気の女性歌手だが、52秒くらいで、突然、
「ほでねえか?」
と聞いてくる。
暴走
ブログでレシピを書いているが、クックパッドやらみきママやら栗原はるみやら、ライバルはやたらと強くて多い。
なんとか箔(はく)をつけようとレシピコンテストに応募しているが、大手食品会社などが主催のものでは応募者も多く、当然苦戦を強いられる。
先日、大変失礼ながら「ここならどうにか」と思う地元の佃煮屋さんのコンテストに挑戦することにした。
応募作品作成のための魚の佃煮プレゼントというのにも応募したが、外れたら大変だ。
プレゼントには当選する予感があったが、もし落選したらレシピが作れない。
力が入りすぎた私は、研究のために、レシピの対象商品以外にも魚の佃煮を買い漁った。
でも最優秀賞は賞金1万円だから、ちょっとくらいの出費は元が取れるというものだ。
そしてガンガン料理を作って、いくつかレシピを応募した。
程なく、予感どおりプレゼントに当選し魚の佃煮が送られてきた。
そして、私のレシピは審査員特別賞で、賞品は魚の佃煮の詰め合わせだった。
かくして我が家の冷蔵庫は魚の佃煮だらけとなった。
イケメンエリートの正体
うちのアラサー娘の友人A君は、大企業に勤める専門職で、当然高収入。
おまけに誰もがうらやむイケメンである。
A君はある日、友人数人とトランポリンをしに行った。
遊んでいるうちにふと彼は、
「俺って昔バク宙できたよな」と思い、試みた。
が、トランポリンに顔面で着地し、意識を失った。
しばらくして彼は意識を取り戻したが、なぜか誰にも気づかれず、自覚症状もなかったため、何事もなかったかのように友人と食事に行った。
しかし、ファミレスでパスタを食べようとしたら噛み切れない。
おかしいと思って確認してみると、前歯数本がグラグラなのだ。
これはマズイとA君は歯医者に駆け込むが、歯科医に
「こんな所に来ている場合じゃない、早く頭の精密検査をしてもらいなさい」
と叱られ、救急外来で頭の写真を撮ってもらったら、異常なしだった。
しかし私は、A君は怪我をする前から頭に異常があると思うんだが、皆さんはどう思われますか?
歯から出るもの
長男だの次男だのって、そんなのどうでもいい話だが、夫は次男。
よくある話だが、夫の父母は兄嫁と折り合いが悪く、義父はよく
「長男の嫁のくせに」
と兄嫁の悪口を言っていた。
そんなとき、義母は義父に向かって
「そんなこと歯から出しちゃだめ」
とすごい勢いで怒っていた。
実は私は、その度、謎の何かが義父の歯から出るところを想像して笑いが止まらなかった。
神様は和食党
もう30年以上前のこと、こっそり思いを寄せている職場の同僚と偶然車で二人きりになった。
その時、後輩の女の子と上司とが不倫していて、2人はこれからどうなるんだろうと話をした。
私が、
「2人のこれからは、本当に神のみぞ知るだよね」
と言ったら、憧れの彼が
「ねえ、神の味噌汁ってなに?」
と聞いた。
馬子にも衣装
昔、子どもに音楽を教える仕事をしていた時、研修で「ほめることの重要性」を繰り返し教えられた。
「どうしてもほめる所がない子どもは、洋服でもいいからほめてあげましょう」
と言われ、以来私は、自分の洋服をほめられると、他にほめる所がなかったのだと思うようになってしまった。
車が買えない理由
夫と娘は同じ会社へ1台の軽自動車で通勤している。
もう10年近く同じ車に乗っているので、
そろそろ車を買い換えようと2人で何度か会社帰りにディーラーへ行った。
が、いつも店員に相手にされない。
この理由はすぐにわかった。
夫も娘も激務で会社帰りは疲れ切って全く精気がない。
おまけに2人とも通勤着は全身○ニクロ。
よほど支払い能力のない親子に思われたのだろう。
普通じゃないブログ
先日、東京のコットン・クラブでライブを聴いた。
終演後、大好きなミュージシャンUさんと、一言でもいいからお話したいと思い、そういう人の列に並んで待っていた。
すると、一人の上品な白髪の紳士が私に、
「森さん」
と声をかけてきた。
私はこのブログで面も割れているし、顔出しでSNSもしているから全く知らない方が私の名前を知っていてもおかしくはない。
でも、ひょっとしたら、お会いしたことのある方かもしれない。
人の顔を全く覚えられない私は、自分の脳内の白髪紳士の記憶を一刻も早く回収しようと焦った。
すると紳士は、
「私はUの父です。いつも本当にお世話になっています」
とおっしゃる。
えっ??? Uさんのお父様???
私は、Uさんの追っかけをしていると言っていい状態。
かつUさんの公演を聴くたびに熱すぎるライブレポートをブログにアップしている。
「ご迷惑だろうと思いながら書いているんです」
という私に、
「家族全員、楽しみにしています。とても面白いし」
とおっしゃってくださる。
もう私は嬉しすぎて泣きそうだ。
私は記事の中でUさんを「スケコマシ」と書いたり、ライブの最中に私が居眠りしてしまったと公言したりしている。
ご家族が毎回読んでくださっていると思うと、顔から火が出る思いだ。
「これからは、もっと真面目に書きます」
とお伝えすると、
「それじゃあ、普通になっちゃう」
と真面目になることを止められたので、このまま頑張ろうと思う。
新しい安眠法
アラサー娘は大の映画ファン。
好きな男優の作品はDVDでもパンフレットでもとことん集める。
最近はオーディオブックという、本や詩の朗読の録音も買い込んでいる
しかし現在、彼女のごひいきはイギリス人俳優。
全編英語なので意味がわかるわけもなく、とてもよく眠れるそうだ。
「なぜこれ君」
アラサーで独身の娘が、結婚した友人の気持ちがわからないと嘆いている。
娘に言わせると、ダンナがあまりにも無神経かつ頼りないのだそうだ。
「あのさ〜、ここぞという時に何の役にも立たない男って、いない方が楽なんだって。」
娘が必死で戦ってる時に機能しない男がそばにいると、
「なぜ、ここにこれが?」
と思うのだそうだ。
毎晩猫を抱いて寝るアラサー娘。
母は、思わず娘の過去の「なぜこれ君」と猫を比べたのだった。
ブツブツ
うちのアラサー娘は仕事のストレスがたまるとブツブツ言い出す。
そしてもっとストレスがたまるとブツブツ言わなくなり
顔にブツブツができる。
年齢を重ねなくても似合う
年齢を重ねると派手なスカーフやキラキラしたアクセサリーに負けなくなるという話を本で読んだ。
私は、赤いスカーフとじゃらじゃらしたアクセサリーは昔から似合う。
なぜなら地蔵顔だから!
詳しくは、グレイヘアへの決断のために~50代のあなたへ~へ。
笑われてナンボの人生です
最近、このブログを読んでくれている知り合いに会うと
まだ何も話し始めていないのに
私の顔を見ただけで笑う人が多い。
顔がおもしろくなってきているのだろうか?
目指せ!お笑い演奏家
アマチュアバンドでキーボードを弾いている。
ライブではソロをとっても反応は今ひとつ。
だが、ヴォーカルが水を飲んでいる間に、場つなぎで小話をしたら
バカウケ!
これからは演奏よりも小話をメインにしようと決意した。
ブレない私を目指して
このブログで、オーガニックな野菜、児童労働、女性蔑視などについて書いている。
そうやってリベラルを気取っているのに、娘のアイコンの下の文字が、差別的で悪意が感じられると、娘が抗議してきた。
確かにアラサーで独身であることを問題視しているような誤解を受けるので、変えることにした。
マジ電話は自分の家でしよう!リアルガチで
「マジ、はるかは俺のそばにいてくれるだけで良かったんだって、リアルガチで」
「始めはるかのことチャライ女だと思ってたけど、朝ごはん作ってくれてマジ嬉しかったんだって、リアルガチで」
「桜子のことはマジで謝るから戻ってほしいんだって、リアルガチで」
早朝4時半。
窓を開けて寝た私は、外から聞こえる電話の声で起こされた。
見知らぬ男のはるかへの復縁要請は1時間続き、私はマジで寝不足。
リアルガチで。
でも、はるかが戻ってきたかどうかマジ気になってしかたがない。
リアルガチで。
鳩撃沈
ジャズピアノを習って8年。
先生が私に演奏する仕事をしてみないかとおっしゃった。
「そんなに上手くなくてもいい仕事だから」と。
思いもよらないことに私は
「鳩が豆鉄砲くらったみたいです」
と言ったら
「それはどういう意味ですか?」
と先生がおっしゃったので、
私は豆鉄砲の連射を受けてとんでもないことになった。
親子で……
名作「くまのプーさん」のキャラクターが登場し、大人になったクリストファー・ロビンに再開する映画、「プーと大人になった僕」を観た。
ユアン・マクレガーは、もう何年も笑っていない社畜のクリストファー・ロビンを好演。
共演するのは絵本そのままのぬいぐるみのキャラクターたち。
かつて社畜で今無職の私にプーが映画の中から優しく語りかけてくれる。
深い見識を持ちながら一見怠惰なイーヨーや小心すぎるピグレットが、仲間からとても大切にされる。
映画開始後数分で私はハンカチを握りしめる。
そこへ、今アラサーの娘がオムツをしている頃、プーさんのアニメが大好きで「ピグエット、ピグエット」と出るたびに指さして教えてくれたことまで思い出されて、もう、滝のように涙が出た。
娘に見られたら冷やかされると思って、こっそり横を観たら、
娘が号泣していた。
3回で1回
映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」を見に行った。
このシリーズは何度も観ているし好きな映画だ。
それなのに映画館で爆睡(ばくすい)し、まったくストーリーがわからない。
2回目こそと思ったのに、娘と話していて、まだ私の知らないシーンがあると気づいた。
もう1回行けば全貌がわかる気がする。
が、これから映画は3回観ないと駄作かどうかも分からないと思うと
ものすごく憂鬱(ゆううつ)になってきた。
小さすぎる私
台風21号に襲われ会社が停電になったので夫が帰ってきた。
程なく近所の八百屋さんのシャッターが暴風で壊れて危ない状態になった。
そこで、夫も修理を手伝うと出て行った。
私ものぞきに行ったが役には立たず、ただのお囃子(おはやし)。
しかも夫がちょっと高級な革靴でシャッターの支柱を思い切り蹴とばしているのが、気になって気になってしかたなかった。
いろんな種類のマスカットが必要
我が家は全員ブドウが大好き。
中でも、種もなく皮ごと食べられるシャインマスカットは最高だ。
しかし、はたと気づいた。
夫は役員、娘はアルバイト、私はなんと無職!
だれも社員マスカットを食べられない…。
驚がくの才能
友達の連れ合いは飲むとどこでも寝ることで有名。
先日、居酒屋で姿が見えなくなったなと思ったら、見知らぬ人が
「お仲間がトイレに入ったきりですよ」
と教えてくれた。
鍵をこじ開けドアを開けると、便座に座ったまま二つ折りになって爆睡中。
家で目覚めて事情を聞いた本人の第一声は
「ズボン、おろしてあったの?」
もちろん、おろしてありましたとも!
罪のない嘘
日中、家にいると、宅配とかセールスとかいろんな人がやってくる。
「家族関係がうまくいくようになる心構えについての、冊子をお配りしています」
という女性が嫌いだ。
冊子おばさんがインターホンで話しかけてきたら
「オー、ノー! ワタシ、ニホンゴヨメマセン」
と外国語なまりで言うことにしている。
妊娠のシステムから変えたい
東京医科大学の入試で、女性受験者を不当に不合格にさせていた。
女性は出産などでやめるため、女性比率が増えると病院が運営困難になるためだという。
おめえはどっから産まれてきたんじゃい
と叫びたくなる!
男性も妊娠すればいいのに。
「部長、僕、今つわりがひどいので、オペ代わってもらえませんか?」
「おお、そうか、そうだな。ウチの息子も今、産休中でね」
「部長、私も、夫の妊紳検診につきそうんで早退させてください」
なんてなったら、絶対今よりいい世の中になる!
猛暑にも強い
記録的な暑さが続く毎日。日中に外出し観察していると、酷暑への耐性も年齢や性によって差があるように思う。
老年、中年、若者の3つの年齢層を男女別にさらに分けて考えてみると
6位 暑さに最も弱いのはおじいさん。
5位 おばあさんがこれに続く。
4位 おじさんもどうも暑さにはヘロヘロである。
3位 若者では女性は男性より暑さに弱く
2位 若者の男性
1位 おばさん
おばさんは、大声で暑い暑いと言っていても、全く倒れそうな様子はなく、終始元気そうである。
ブルーノートへ行く時のおしゃれ
ブルーノートに行く時、どんな服を着るか悩む人は多い。
ブルーノートにはドレスコードはないし、演奏する人がヨレヨレのTシャツだったりする。
でも、どうしても普段とは違う服装でブルーノートに行きたいと思う人は
ぜひ、怪獣の着ぐるみなんかをお勧めしたい。
心配しなくても電車にだって乗れます。
※詳しくは、ブルーノートに行くなら読んでから!BNのための爆笑服装講座へ。
穴があったら入りたい
娘が恩師と美術館へ「ゴッホ展」を見に行った。
恩師は海外留学経験もある美大出のデザイナー。
見えるものは人ばかりで牛歩しかできない美術館。
恩師は声を落とすこともせず
「有名な画家が来ると、普段全然絵なんて見ない人が美術館に押し寄せてくるんだよね」
と言った。
ありがたいけど受け取れない
うちのアラサー独身娘が深夜にタクシーに乗った時の話。
夜遊びで疲れていたので到着まで眠ろうと思ったが、70代と思しき運転手さんはとっても話好き。
喫茶店が好きだと通る場所通る場所のおススメの喫茶店情報を伝えてくる。
娘もカフェ好きだから興味があったが、店の特徴ばかりで肝心の店名は一切出てこない。
それでも睡魔と闘いながら応対していたら、降り際に
「降りるところだから言うけど、娘さん、ホントにいい子だねえ」と言って
形が崩れたメロンパンをくれた。
吐かせ屋刑事とハリセンボン
夕飯の支度はどうしてもバタバタする。
少しでもおいしく食べてもらおうと同時進行の仕事が増えるからだ。
私がイライラしてるなあと思うと夫は台所にやってくる。
でも、
凶悪犯を取調べする刑事のようなしかめ面!
娘も毎日手伝ってはくれるけれど、ハリセンボンのようなふくれっ面(つら)。
この二人がいる台所は、私の負担は軽減されても
モチベーションはがた落ちだ。
※詳しくは、結婚のメリット!経済力で家事のイライラ解消!へ。
それだけはあげられない
うちのアラサー独身娘、仕事はバリバリこなすが、趣味はシールやカードの収集である。
それもアニメのキャラクターのシールやカードで、たいていは何かのおまけについている。
この間は女友達とカードをもらうためだけに食べたくもない定食を食べに行った。
少し前までシールのためだけにビックリマンチョコを買いあさっていた。
全種類集まるまで買い続け、冷蔵庫を開けるたびにビックリマンチョコが降ってきた。
会社に迷子の園児が保護された時もチョコはあげたがシールは抜いておいたと聞き、
娘が心配になった。
ドラマチックなはずだった?
男性に言い寄られるドラマチックな展開などほとんど1度も経験したことがない私。
夫にさえきちんとプロポーズされていない。
でも思い出すシーンがある。
あれは、20代前半の頃のことだ。同窓会の時にたまたま意気投合した高校の同級生と何回か映画を見たりした。
彼が、大学卒業後の最初の勤務地は九州だがとても不安だという話をした。
その後、テレビ塔に登ろうと誘われた。
ビュービュー風が吹くテレビ塔のてっぺんで
「ついてきてほしい」
と言われて、
「いいよ~、かいもの~?」
と、思い切り間延びした色気のない声で答えてしまった。
最近たびたび、あの時の彼の思いつめた顔を思い出し、
本当に惜しいことをしたと思う。
乙女心
20代前半の頃、ドラムを習っていた。
グループレッスンで同じグループにものすごくハンサムで長身な男性がいてひそかに憧れていた。
でも外見がお笑い系の私。
ロックバンドをやっていて、女の子にキャーキャー言われている彼。
そんな彼の恋愛の対象に私がなれるわけがないと、全くあきらめていた。
ところが彼から
「大事な話があるから、どうしても会ってほしい」
と言われ、私は忙しい仕事を調整して天にも昇る気持ちをなるべく隠して彼と会った。
大事な話は、
宗教の勧誘
だった。
確かに…
オレオレ詐欺防止のキャンペーンなのか、パトカーというパトカーに、すべて
「オレは誰??」
と大きく書かれたステッカーが貼られている。
それを見た85歳の母は
「そんなこともわからないで、仕事されちゃ困るわ」
と言っていた。
群馬のおじさん
娘の携帯に、かれこれ10年くらいずっと、
「群馬のおじさんです」
と名乗る見知らぬ中年男性から電話がかかり続けている。
留守電
ある日、携帯の留守番電話に見覚えのない番号の録音があった。
聞いてみたら
「かっちゃ~~ん」
と最初に私の名を呼んでいる。
びっくりして続けて聞くと、
「お疲れ様~、お土産の中にねえ、オレのニット帽があったと思うんだよ。あったらねえ、今度会う時、持ってきてくんないかねえ?」
と頼まれたが、
全く知らない男性だった。
ジャンクメール
近所のお家のポストへ回覧板を入れていたら、その家の住人が寝ぼけ眼で
「ジャンクメールいれないでくださいね~」
と言ってきたので
「回覧板ですっ」
と怒鳴ってしまった。
持っていかなくても良かったもの
高校の頃、修学旅行が終わってからのアンケートで、
「持っていかなくても良かったものはなんですか?」
という問いに、ある男の子が
「バスガイド」
と答えていた。
せっかち
母はせっかちで料理好き。
「これ、美味しい? 味どう?」
と、私や姉が口に入れる前から盛んに尋ね、
「まだ食べてないから」
と、冷たくあしらわれていた。
※詳しくは、「おいしくて懐かしくて、ちょっと切ないおふくろの味」へ。
そっくりシリーズ
夫の母は、
スタートレックに出て来るキーンザーにそっくりで、
私の母はオバケのQ太郎にそっくりで、
夫はハリル・ホジッチにそっくりだ。
詳しくは、「爆笑の結婚のメリット!親のモノマネで楽しもう!」へ。
ピアノの先生の恋人
ピアノの発表会に出る時、バンドを組んだ。
その中の男の子に女装してもらったら、女装があまりにも見事だったために、
ピアノの先生の友達は、女装の彼のことを
ピアノの先生の新しい恋人だと思ってしまった。
※詳しくは、「結婚しても感じる寂しさは結婚の爆笑メリット!」へ。
力持ちのまつ毛が欲しい
中学の時の同級生に、まつ毛が長くて多くて、まつ毛の上にマッチ棒が4本のる、という男の子がいた。
かたや私は、まつ毛が少なく短くかつ細い。
マスカラをつけるとマスカラの重みにまつ毛が耐えられずに垂れ下がってきて、
前が見えなくなる。
虫の認識力は
私は目が細く小学校の時のあだ名は
「五木ひろし」。
目が細いのに私の目には、夏場などよく虫が飛び込んでくる。
目が大きい方が虫が入る確率が高いのではないかと考えたが、
最近は、目が細すぎて虫が私の目を認識できないことが原因ではないかと考えている。
おばあちゃん、それは…
私が小さい頃、家族で寿司屋に行った。
会計も終わり、
「さあ、行きましょうね」
と立ち上がった祖母を見て、寿司屋の大将が二つ折れになって、震えながら手招きするが、声が出ていない。
祖母の手元に、ハンドバックの代わりにぶら下がっていたのは、寿司屋のカウンターにあった、
やかん
だった。
お母さん、それは…1
私が高校生くらいの頃、家族でうどんを食べに行った。
食べ終わって会計をしようとしたら、母が財布がないと言い出した。
夕食時で混んだ店内、レジ係の店員さんににらまれながら、
必死で手提げ袋の中を探し、
「あっ、あった、あった」
と、母が喜び勇んで取り出し、高く掲げてみせたものは、
納豆だった。
お母さん、それは…2
私が中学1年の時、父が急死した。
お葬式で家に来た私の担任の教師は、挨拶の言葉に詰まり、口ごもっているばかりだった。
やっと、
「おかあさん、このたびは…」
と言い始めたものの、後が続かずまた口ごもる。
先生の気持ちを察し、気の毒に思った母は、思わず先生に向かって
「ご愁傷様でした」
と言ってしまった。
物干しざおとお岩さん
母が庭で洗濯物を干していた時、なんと物干しざおが、はずれて落ちてきて顔面を直撃。
母はお岩さんのような顔になってしまった。
それは見つからない
短大を卒業する前に友人と九州へ卒業旅行に行った。
船で平戸へ渡る前にコインロッカーに荷物を預けたので、帰りに荷物を取りに行くと、
なんと跡形もなくカバンが消えている。
ロッカーにはしっかり鍵がかかっていたので、盗難にしてはおかしいと、皆で首をかしげた。
警察に行ってみようという結論に至ったその時、
鍵をかけた隣のロッカーをふと開けてみると、
カバンが入っていた。
アラサー合体ロボ
ウチのアラサー独身娘は、仕事のストレスの量と洗濯物に出す衣服の合体率が正比例している。
ストレス量 | 洗濯物の合体状況 |
---|---|
軽度 | 靴下が裏返っている程度で合体なし |
中等度 | ジーンズとパンティが合体 |
高度 | ジーンズの中にパンティと靴下が格納 ブラウスとアンダーシャツが一体化 |
ストレスが高度になると、むしろ脱ぐ技が達人だなと思う。
もうちょっと早く気が付いて
夫が就職したての頃、愛知県のド田舎に住んでいた。
そこから静岡のド田舎にある実家に里帰りしたら、屋根のペンキ塗りの準備が万端にしてあった。
夫は就職したての疲れもねぎらわれず、ひたすら1日実家のペンキ塗りをして、電車で帰途についた。
車中で睡魔に負けて寝てしまい、車掌さんの声に目覚めたら
車庫だった。
おばあさんの攻撃
近所の魚屋さんから、私の家の庭の花が咲くのを、毎年楽しみにしているお客さんがいると聞いた。
私でも少しは地域に貢献できているのかと、ちょっとうれしい気持ちになっていた。
ある日、庭先で、近所で見かけるおばあさんに呼び止められた。
そして大きな声で、「あんたの育て方が悪いから今年はツボミがひとつしかない」と叱られた。
おそらく魚屋さんが話してくれたのは、この大声のおばあさんだろう。
とても辛く、悔しい気持ちになった。
※詳しくは、「何でも話せてストレスゼロ!結婚の笑えるメリット研究」へ。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
まだまだ、笑える小話をたくさん書いていきます!
他にもたくさんの笑える小話を取り揃えております。
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