白髪染めをおしゃれにやめる!やめた55歳が美容師さんに聞いた!|ゴニョ研
私、白髪染めをやめて1年たった主婦、ガッツかよめです。
私も白髪染め、絶対しなきゃいけないって思ってたんですが、
白髪染め、やめられます!!
白髪染めをやめてからの方が、髪をほめられるんです。
傷んでいた髪や頭皮も前より調子がいい!!
だからオシャレマスターの美容師さんに、白髪染めや、やめる時の問題点や白髪染めをおしゃれにやめる方法などを、伺ってみました!
白髪染めをやめてからの私の髪の様子や、白髪染めをやめようと思ってから今日までの気持ちの変化などもご報告します。
うかれおばさんの話を聞いてくださいね。
白髪染めをやめたい! その問題点と対策
まとめると、こんなこと!
- 白髪染めをやめて、全く髪を染めないと
・白(白髪)
・黒
・茶色っぽい金髪(白髪染めの退色)
が入り混じった髪色になってしまう。 - さらに、白髪染めは色素が強いために、
・上から色をのせてもうまく発色しない
・ブリーチをかけても白髪染めがむらなく抜けるとは限らない。
- 白髪染めをやめて移行期をおしゃれに過ごすにはハイライトを使うと良い
- ハイライトを使ったおしゃれ染めの予算は白髪染めより少し割高
- 白髪染めをやめることで髪や地肌の調子がよくなる可能性も高い
- 私としては白髪染めをやめたことで年齢を受け入れて楽になれた
白髪って嫌ですか? みんなどんな気持ちでいるのかしら?
白髪って、どうしても老けて見えてしまう。
特に全部真っ白になってしまえば美しいかもしれないけど、まだら頭はどうも見栄えが悪い。
だから白髪染めをする方がいい。
私はそう思っていたんです。
世間の人はどうなのかしら?
リクルートの調査がありました。
■調査時期:2017年7月14日(金)~7月18日(火)
■調査対象:全国20~69歳男女各1,036人
※スクリーニング対象者のうち、現在白髪があり白髪染めをしている、かつ白髪を気にしている、かつヘアサロン利用頻度が3カ月に1回以上の人
これによれば、
男性は40代、女性は60代で白髪への抵抗感が下がる
自身の白髪に対して抵抗感があるかを聞くと、男性は「あてはまる・計」(「あてはまる」と「ややあてはまる」を合計したもの)が30代まで7割以上存在するが、40代以降は6割に減少。一方女性は「あてはまる・計」が50代まで約8割で、60代以降は5割に下がる。男性に比べて女性の方が、年齢が上がっても白髪に対して抵抗感がより強いことが分かった。
確かに、男性よりも女性の方が長い間、自身の白髪に抵抗があるんだなあと思います。
でも、60代になると、白髪に抵抗がある人の割合は男性 57.9%、女性 51.3%になります。
女性は50代では 79.5%の人が白髪に抵抗があったのに、60代では 51.3%と 30%も減少するわけです。
私はこれを、「老いてきて身なりにかまわなくなるから」と思いたくないのです。(2018.9.20 数値の見方に誤りがあったため修正しました)
もっと肯定的に、「自身の年齢、老いの兆候も受け入れて、それを活かそうという気持ちになるから」と思いたい。
最近、白髪の美しい女性は増えているような気がします。
「グレイヘア」という呼び名もあるようです。
NHK のテレビ番組「朝イチ」で、白髪染めをしない女性を取り上げたこともあったようですね。
インスタグラムでも、「#グレイヘア」で検索すると、素敵なグレイヘアの女性をたくさん見ることができます。
『グレイへアの美しい人』この本で髪色も人生も選び取ろう!では、グレイヘアの美しい人がたくさん登場し、おしゃれや人生を語ります。また、グレイヘアを活用したオシャレ情報満載も満載。
よろしかったら是非そちらもご覧ください。
私が白髪染めをやめようと思った理由
一番大きなことは仕事を辞めたことかもしれません。
毎日多くの人と接する職場で、上司も髪の色などに干渉していました。
仕事をやめ、いっきに髪形や髪の色の自由度が高くなりました。
そして、白髪を気にする自分が好きじゃなかった。
美容院へ行って1か月もしないうちに、もう白髪が気になるので、スティック状の白髪染めをつけたりしていました。でも、なんとなく居心地が悪くて、どうして白髪を隠さないといけないのかなと疑問に思っていました。
もうひとつ、髪や地肌が傷んでいて、とても気になりました。
そんな時に、雑誌で見かけたのが、最初の写真、島田順子さん。
服飾デザイナーで自身のブランドを持ち、パリに住む島田順子さんは、一度も白髪染めをしたことがないとか。
この写真の撮影時で76歳。
欧米では年齢を経た女性の美しさが、日本よりずっと尊敬されるというのも素晴らしいなと思いました。
日本では60歳の人が40歳に見えるというのが絶賛されますが、必要でしょうか?
60歳は60歳として美しいことが自然ではないのでしょうか?
そう思った私は、美容院で、私の髪をもう25年も切ってくれている、イケメンすご腕美容師櫻井三郎さんに相談したんです。
櫻井さんがいらっしゃるのは、名古屋市東区東桜にある、ギミックパシャ。
オシャレマスターとしても信頼を集める彼は、私のズボラもしっかり心得ていて、お手入れも楽な素晴らしい髪色を作ってくれました。
白髪染めをやめたばかりの私です。
白髪染めをやめる時の問題点は?
私は桜井さんにワガママを言いました。
白髪染めをやめても、きれいな真っ白になるまでには時間がかかる。
つまり、マダラで過ごさざるを得ない「移行期」があるわけです。
40代から白髪染めをしている私は、もう自分が本当はどのくらい白髪があるのかがわかりません。
でも、白髪染めをしていた頃は2か月くらい白髪染めをしないと、かなり白髪が目立ったので、決して白髪が少ない方ではありませんでした。
この移行期に私が解決せねばならない問題点を考えてみました。
移行期の問題点は3つある!
- 今後も白髪は増えていく
- 白髪染めが残っている部分も多い
- 白髪染めの色はあせていく
1.今後も白髪は増えていく
私の白髪は、顔の周りや生え際に多く、かなり目立つので、これを放置するのは抵抗があります。だから白髪染め以外の方法で、これを目立たなくしたいです。
2.白髪染めが残っている部分も多い
10年以上繰り返し白髪染めをしてきたので、短期間では白髪染めの色がなくなりません。
また桜井さんによると、白髪染めはとても色素が強いので、白髪染めの上に新しい色をのせても、きれいに発色せず、かつ、ブリーチをかけても、色の抜け方が均一にならない可能性が高いそうです。
3.白髪染めの色はあせていく
今までは1か月に1回、白髪染めを塗り重ねていたわけですが、それをしないと、白髪染めは、だんだん色あせて茶色のような金髪のような色になります。これを放っておくと、ちょっと品がない印象になりますよね。
つまり、白髪(白)が増え、白髪染めが残っている部分(黒)も多く、白髪染めが色あせていく部分(茶色~金髪)もあり、白、黒、茶、上がり、コーヒー、ゆず、さくら、と青柳ういろうのような頭髪になってしまうというわけです。
はい、ごめんなさい。
白髪染めをやめる時の問題点・まとめ
- 白髪染めをやめて、全く髪を染めないと、
・白(白髪)
・黒
・茶色っぽい金髪(白髪染めの退色)
が入り混じった髪色になってしまう。 - さらに、白髪染めは色素が強いために、
・上から色をのせてもうまく発色しない
・ブリーチをかけても白髪染めがむらなく抜けるとは限らない。
私の白髪染め卒業作戦!移行期対策はこれだ
というわけで、上記の問題点を押さえて、おしゃれに移行期を過ごすために、私が今でもやってもらっていることは、こんなことです。
全体的にところどころハイライトを入れて白髪染めの色を抜き、
ヘナという髪や地肌に優しい染料で明るく染める。
ハイライトは白髪の多い部分には特に多く入れる。
髪色が全体として明るくなったこと、
白髪が多く生えてくる部分にハイライトが多く入っていること、
により、白髪染めの退色や白髪の増加が目立たないのです。
気になる予算は、普通の白髪染めより少し割高という程度です。
桜井さんのお話では、白髪の量や元の髪色にかかわらず、どのような方でもこの方法は可能ということでした。
担当の美容師さんやヘアカラーの上手な美容師さんに相談されると良いでしょう。
髪色の不安は解決しても、移行期のおしゃれや周囲の人の受け入れなどが心配な方もいらっしゃるでしょう。
グレイヘアへの決断のために~50代のあなたへ~では、白髪染め卒業を決断する時に考えることや準備を詳しくご紹介しています。
白髪染めをやめてからの私
白髪染めをやめて良かったこと
1.髪や地肌のいたみやフケが軽減された
白髪染めをしていた頃、髪がパサつき、頭皮が乾燥してフケが多いという悩みがありました。白髪染めをやめたら、これが前より減ったんです。
桜井さんによれば、白髪染めは、黒髪と白髪を両方同じ色に染めるために、大変色素が強いのだそうです。そのためにアルカリ性が強く、髪を膨張させ、キューティクルを開いてタンパク質を溶かしてしまい、髪に対するダメージがおしゃれ染めよりも強いのだそうです。
ちなみに、市販の白髪染めは、誰が染めてもしっかり染まるように、美容院のものより更に色素が濃く、髪や頭皮へのダメージも大きいとのことでした。
地肌の状態は白髪染めをしている時よりも、やめてからの方が明らかに良いのですが、髪がパサつきがちなのは白髪染めをやめても変わりませんでした。
グレイヘア移行期の髪の乾燥対策には、簡単!グレイヘア移行期の髪をしっとりにする方法を美容師さんに聞いた!を読んでみてくださいね。
2.白髪が気にならなくなった
白髪染めをしていたころ、1か月に1回美容院に行っていました。でないと、白髪が気になって仕方なかったからです。
今は、2か月に1回でも、それほど白髪は気になりません。
3.気持ちが楽になった
自分の年齢をありのままに受け入れているという心地よさがあります。
無理に若く見せようとしなくていいと、心から思えるようになりました。
50代では身体に加齢による変化が現れるのは当たり前。
若い頃に比べると見劣りするから哀しくなってしまいますよね。
でも、知識を蓄え、知恵を使って、加齢による変化を受け入れたい。
白髪染めはやめて、白髪の増加に合わせておしゃれ染めの色やハイライトの色を変え、自分の髪色の変化を楽しめるといいなあと思います。
白髪染めをやめて困ったこと
別にありません。
義母の葬儀に出席しても誰からも何も言われませんでした。
でも、仕事をしていたら、周りの人に何か言われていたかもしれません。
そういえば、同年代のバンド仲間の男性に、
「ちょっと白髪めだってきたね」
と言われたことがあります。
でも、この人はライブの前に楽屋ではなく駐車場でパンツ1枚になって着替えてしまうような人だから放っておきましょう。
オシャレなんだけどな、この人。よくわからん感性だ。
まあ、何か思っていた人は他にもいたのかもしれませんね。
白髪染めをやめて半年たった時の私
白髪染めをやめて半年の頃、美容院に行く前の写真がこれ。
前に美容院に行ってから、ちょうど2か月です。
この写真を見ると、しっかり白髪があるんですけど、本人は全く気になっていません。
こちらは、美容院でカラーリングの真っ最中の写真。ハイライトを入れ、
その部分をラベンダーっぽい色に染め、カットもした後の写真です。
この日のカラーのお値段は12,000円くらいでした。
櫻井さんの話では、髪色や髪質、白髪の量などにかかわらず、私がやっている方法は可能ということでした。
ただ、美容室や美容師さんによって、得手不得手もあるし、考え方も違うだろうと。
私は、おしゃれでヘアカラーの腕も確かで、工夫するのが大好きな櫻井さんが担当だったから、とってもラッキーだったわけですね。
私は、きっと、これからも白髪は染めません。
島田順子さんのように、いくつになってもおしゃれは楽しみたいけれど、シワもシミも受け入れていきたいです。
その後もグレイヘア続行中です。
白髪染めをやめてから2年半の経過は、グレイヘアが似合わない人なんていない・あなたのままで大丈夫!で、詳しくご紹介しています。
白髪染めをやめる時の問題点とその対策・まとめ
- 白髪染めをやめて、全く髪を染めないと、
・白(白髪)
・黒
・茶色っぽい金髪(白髪染めの退色)
が入り混じった髪色になってしまう。 - さらに、白髪染めは色素が強いために、
・上から色をのせてもうまく発色しない
・ブリーチをかけても白髪染めがむらなく抜けるとは限らない。
- 白髪染めをやめて移行期をおしゃれに過ごすにはハイライトを使うと良い
- ハイライトを使ったおしゃれ染めの予算は白髪染めより少し割高
- 白髪染めをやめることで髪や地肌の調子がよくなる可能性も高い
- 私としては白髪染めをやめたことで年齢を受け入れて楽になれた
「白髪染め、やめたいな」という方は、まずグレイヘアが得意な美容院で、美容師さんに相談してみるのもよいかもしれません。
「エリア変更」をクリックして、私が通ってる美容院の地域に絞っても17件!
これは、使わなきゃ損!
私もいつも使ってます。
ポイントが貯まってお得だし、初来店の方向けクーポンは、割引率の高いところが多いですよ。
自分が前にいつ美容院に行って何をしてもらったか 「マイページ」ですぐわかる!
ササッとと櫻井さんの空席確認ができて、パッと予約できちゃうんです。
ちなみに、グレイヘア デビューのための美容院の探し方をグレイヘアデビューのために・あなたにぴったりの美容院の探し方!で詳しくご紹介しています。
最後まで、お付き合い頂き、ありがとうございました。
他にも50代を楽しく過ごすための記事、書いております!
50代・ブラジャーのサイズは測ってもらうべき!セミオーダー体験記
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コメント一覧
グレイヘア移行中でモヤモヤ期
美容院の桜井さんにカットして
頂こうと思います。情報発信ありがとうございます。
グレイヘア移行中でモヤモヤ期でした。
桜井さんの美容院で相談しようと思います。
なをみさん、コメントありがとうございます。
グレイヘア移行期は、モヤモヤしますよね〜〜〜。
是非是非、ギミックで櫻井さんにご相談なさってください。
きっと、モヤモヤもちょっと晴れると思います。
お役に立てて、とっても嬉しいです。