里芋と鶏胸肉のクリームシチュー・市販のルーなしで優しい味|ゴニョ研
こんにちは
飼い猫の姿が見えなくなると、ついつい探してしまうガッツかよめです。
里芋は和風の煮物もおいしいですが、ホワイトソースとの相性も抜群です。
里芋のクリームシチューは、ホワイトソースがもっちりした里芋にからんで、とっても優しい味になるので、私はむしろ、ジャガイモのクリームシチューより好きなくらいです。
今回は、里芋と鶏胸肉のクリームシチューを作ります。
市販のルーを使わず、バターと小麦粉と牛乳で作りますが、おいしくて簡単で失敗もしにくいレシピです。
里芋と鶏胸のクリームシチュー・優しい味・ルーなしレシピ
材料(4人分程度)
- 里芋・・・・・・中4個(280g)
- 鶏胸肉・・・・・・1枚(250g)
- 人参・・・・・1本
- 玉ねぎ・・・・・・1/2個
- 芽キャベツ※1・・・・・・8個
- パプリカ※2・・・・・・1/2個
- マッシュルーム・・・・・・1パック
- 有塩バター・・・・・・30g
- 薄力粉・・・・・・大さじ3
- 塩麹・・・・・・大さじ1
- 酒・・・・・・大さじ2
- 水・・・・・・400ml
- 牛乳・・・・・・400ml
- 塩・コショウ・・・・・・少々
※1 芽キャベツはブロッコリーでも可です。その場合は1/2株を使います。
※2 パプリカはなくても大丈夫です。
手順
1.鶏肉を塩麹につけておく
鶏胸肉を保存袋やポリ袋に入れ、塩麹大さじ1をまんべんなくまぶし、数時間冷蔵庫で漬けておきます。
2.鶏肉を切る
鶏胸肉を袋から取り出してペーパータオルで塩麹をぬぐい、一口大のそぎ切りにします。
3.材料を切って下処理をする
里芋は、しばらくたっぷりの水につけて泥を落とし、それから少しかためのたわしで、流水をかけながら毛の流れに逆らってこすりながら洗うと、皮もかなりむけます。
残りの皮を包丁でむいて一口大に切り、2、3回水を換えながら水洗いしてぬめりを取ります。
にんじんは小さめの乱切りにし、マッシュルームは汚れを紙でふいて、石づきを取って一口大に切ります。
パプリカは2cm程度の角切りにし、芽キャベツは芯の底面の茶色い部分を薄く削り、玉ねぎは繊維(せんい)に逆らって薄切りにします。
4.鶏肉・里芋・にんじん・マッシュルームを煮る
鍋に鶏肉、里芋、にんじん、マッシュルームを入れて酒大さじ2、ローリエ、水400mlを加えて、沸騰するまで強火で煮ます。
もし具材が多くて煮汁に浸らないようなら、水を少し足すか、落しぶたをしてください。
沸騰したら弱火にし、ときどきアクを取りながら
里芋につまようじがすっと刺さるようになるまで15分ほど煮ます。
5.玉ねぎをバターで炒めて牛乳を加える
さて、今度はルーを作っていきます。
この子たちの出番ですよ。
鍋にバター30gを溶かして
玉ねぎを炒め、玉ねぎがしんなりしたら、
弱火にして小麦粉大さじ3を3回に分けて加えます。
これがちょっとめんどうくさいんですが、ダマになるのを防ぐために大切です。
もう少し詳しく説明しますと、大さじ1の小麦粉を入れたら、
木べらで粉っぽさがなくなるまで弱火で炒め、粉っぽさがなくなったら、
また大さじ1の小麦粉を入れ、炒めます。
これを繰り返して大さじ3の小麦を入れたら、牛乳400mlを加えて、モッタリととろみがつくまで10分ほど、ときどきかき混ぜながら弱火〜中火にかけます。
煮詰まると、かなりとろみがついて、まさに「ホワイトソース」。
とろみの加減は、次の動画を見ていただくと、よくわかります。
この時点でちょっとダマになってしまっても、最後はきれいに仕上がりますので、心配無用です。
6.5を4の煮汁で溶きのばす
さて、次は4の鍋に5のホワイトソースを加えるのですが、そのまま加えてしまうと混ぜにくいので、まず4の煮汁100mlを5の鍋に入れて、溶きのばします。
このように、ゆるくなったホワイトソースを野菜や肉を煮たものに混ぜれば、とっても簡単にまんべんなく混ざってくれます。
では、動画でご覧ください。
お急ぎの方は2倍速でどうぞ。
7.芽キャベツ・パプリカ・6を4に加える
4の鍋に、芽キャベツ、パプリカ、6(煮汁で溶き伸ばしたホワイトソース)を加えて
中火で5,6分煮て、塩小さじ2/3、白こしょうを入れて、器に盛ります。
できあがりです。
猫も精神安定剤ですが、クリームシチューも食べると本当にホッとして、良い精神安定剤だと私は思います。
このクリームシチューはとっても優しい味です。
市販のルーでもできるけれど、コンソメなどの調味料は入れずに、あなた好みの塩加減にできますよ。
翌日はリメイクでグラタン! 里芋と鶏胸のクリームシチューは2度おいしい
そして、次の日はシチューの残りでグラタンを焼きました。
でもね、ちょっと量が少なかったので、豆腐でかさ増しをしました。
木綿豆腐1丁にペーパータタオルを巻いて重石をし、3時間ほど冷蔵庫で水切りします。
豆腐の厚みを4等分して、塩こしょうをふって小麦粉を両面に薄くまぶし、オリーブオイルでさっと両面焼いてから、
バターを塗った耐熱皿に置きました。
で、その上に温めたクリームシチューをのせて、レンチンした芽キャベツも足しました。
溶けるチーズものせて、
190度に余熱したオーブンで10分ほど焼きます。
全体がふつふつしてもチーズが焦げていなかったら、最後に2、3分、オーブンの温度を上げて焼いて、チーズに焦げ目をつけます。
クリームシチューを作るときは、必ず多めに作って、翌日はグラタンにします。
今回はお豆腐でかさ増ししましたが、マカロニやレンチンしたじゃがいもなどでもおいしいです。
シチューを作りながら、明日はグラタンだから楽ちんと思うと、ちょっと幸せです。
ぜひお試しを。
里芋とエビのクリームシチューのレシピもあります!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません