大人の発表会!なんちゃってジャズピアノ超楽しい!|ゴニョ研

2018年5月2日ジャズおすすめ

スティービーの"I Just Call To Say I Love You"をボイス・パーカッションをしながらピアノで伴奏し、先生が歌うという異色のコンビでした。
演奏後、まじめすぎる中井さんから、今のお気持ちを聞かれた彼は、
「レベルが違うなと思った」
と爆弾発言!!
思わず北島先生が、
「それって、オレは他の奴とはレベルの違う素晴らしい演奏だぜってこと?」
と尋ねると
「違う違う、ぼくは他の人よりレベルが低いから、もっと練習しなきゃと思った」
と。
なんと謙虚なすばらしい少年でしょうか。

私はボイパをしながらチェロを弾く、ペンタトニックスのケビンを思い出して、彼の将来をさまざまに想像し楽しみました。

大人の発表会!もろジャズから生徒さんのオリジナルまで!

休憩をはさんで、ユーミンの「卒業写真」のアンサンブルや、"All Of Me"、"All The Things You Are"など、スタンダードが続きました。11番、ボサノバの “Quando,Quando,Quando" を演奏する女性を、一生懸命録画しているのはお連れ合いでした。そんな光景が随所に見られるのも大人の発表会の素敵なところです。
12番の、ちょっとマニアックな感じの男性は、昨年に引き続きオリジナル曲を独奏。きれいなメロディーでハーモニーもしゃれていました。
4小節くらい演奏した後
「もう1回最初から」
と再チャレンジ。
こんなのも、ほのぼのしていいですよね。

12番が終わるとまた休憩をはさみ、今度は後半の司会にバトンタッチ。
彼は過去の発表会で映画「菊次郎の夏」の主題歌 “Summer" を弾き語りしました。それがあまりにも名演奏だったため、その後「菊ちゃん」と呼ばれています。30代会社員で自称「社畜」とおっしゃいますが、いえいえ、いつも楽しそうで、健康そのもの。