ジェイコブ・コリアー来日2019・ツアーメンバー徹底リサーチ|ゴニョ研

2019年9月6日ジャズおすすめ

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ジェイコブ・コリアー2019年来日は “Djesse" のツアー

こんにちは

もうすぐジェイコブ・コリアーが日本にやってきますね。

2019年9月13日(金)恵比寿ザ・ガーデンホール

今から楽しみすぎて、夜も眠れません。

アラサー娘

アラサー娘

夜9時には寝てるよね、いつも。

今回の来日は、4部作になる予定の彼の最新作、“Djesse(ジェシー)" をテーマにしたツアー。

“Djesse,Vol.1" が2018年の12月、“Djesse,Vol.2" が2019年の7月にリリースされました。

今後も1年に1作のペースで発表されていくそうです。

Vol.1は、メトロポール・オルケストの壮大な演奏をバックに、TAKE6や、アフリカはモロッコのミュージシャン、ハミッド・エル・カスリなどと共演しています。

ジェイコブならではの複雑なハーモニーやリズムを生かした、大胆なアレンジも聴きどころ。
ポリスやライオネル・リッチーのヒット曲のカバーも斬新です。

Vol.2は、全体的にアコースティックで編成も小さく、フォークソングのイメージ。

“Djesse" には、大きなコンセプトがあって、全体的な構想や Vol.1~4 までのテーマも決まっているらしいんですが、ジェイコブの解説は、私にはとても聴き取れません。

ジェイコブ・コリアーの2018年のステージを思い出す

去年の来日公演も、それはそれは素晴らしかった!

生きていて良かった、音楽が好きで幸せだ、と思わせてくれるステージでした。

詳しくはジェイコブ・コリアーwithオーケストラ・2018ライブレポートでご紹介しています。

ジェイコブが裸足でステージに駆け上がってきた途端、会場は興奮のるつぼ。
彼がピアノに向かい演奏を始めると、たったの4小節のうちに、もう観客はジェイコブの音楽の魔力に取り憑かれ、陶酔したように聴き入ってしまいます。

ジェイコブは歌いながらピアノを弾きつつギターを弾き、ドラムを叩いたかと思うとベースを弾き、今度は観客に向かって指揮をする。

そんな去年のステージ。

今まで聴いてきた、どんな音楽とも違う、この世のものとは思われないようなジェイコブの不思議なハーモニー。
躍動感に満ちたリズム。

「あのジェイコブが選んだツアーメンバーって、どんなミュージシャンなんだろう?」

って思いません?

だって、どの楽器ででも恐ろしく質の高い演奏ができる彼が、バックミュージシャンに求めるものって?

そりゃ、彼と同じくらいのレベルでしょ。

でなきゃジェイコブの曲を演奏できない!

そして彼と一緒にワールドツアーに行ける人。

そうなんですよ。

超売れ売れのミュージシャンだって、もちろんジェイコブと共演したいだろうけど、そういう人は忙しくてツアーに出られない。

ジェイコブと一緒にワールドツアーをするミュージシャン、どんな人たちなんだろう…。

Jacob Collier “Djesse" ツアー2019のミュージシャン

この人たちです。

MARO(マロ)

鍵盤、歌、ギター、パーカッションなどを担当する紅一点。
詳しいプロフィールがよくわからないんですが、どうもバークリー音大出身のミュージシャンで、ギターと歌でアルバムもリリースしています。
YouTubeにも動画がいろいろありました。

私が気に入ったのはこれ。
オリジナルなんでしょうか?
ギターは音色がきれいで、素朴な味のある演奏。

MAROは、とても温かい歌声で、ジェイコブの声と相性良さそうですよね。

ギターと歌のバランスも良くて、いいアレンジ。

Christian Euman(クリスチャン・ユーマン)

ドラム・パーカッション担当です。

セロニアス・モンク・インスティテュート・オブ・ジャズ・パフォーマンスのオーディションに成功し、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、ディー・ディー・ブリッジウォーター、クリス・ポッター、ジミー・ヒース、ステフォン・ハリスなどと学び、演奏しました。
<中略>
クリスチャンは、カート・エリング、ビリー・チャイルズ、ウォルター・スミス3世、ジェフ・キーザー、ジェイコブ・コリアー、マイク・モレノ、マーキス・ヒルなどと共演し、ツアーを行いました。

Christian Euman Official Website,about,自動翻訳

彼、クリちゃんは、カート・エリングなどと、何度か来日もしているんですね。

アメリカ生まれの女性ジャズ・シンガー、サラ・ガザレクが来日した2019年4月、ドラマーはクリちゃんなんです。

とっても繊細で、いい演奏でしょう?
ものすごく表現力のあるドラマーですね。
イントロのシンバルで、もうキュンとしちゃいます。

叩きまくる人よりも、細かいニュアンスを大切にするドラマーが、私は好きです。
ひょっとすると、クリちゃんをジェイコブに推薦したのはハービー・ハンコックかもですね。

いや〜〜、クリちゃんなら、ジェイコブのどんなにグルービーなノリノリのリズムも、複雑なポリリズムも、そしてムッチャ重たいノリのバラードも、絶対魅力的に叩いてくれます。

安心しました。

アラサー娘

アラサー娘

なんか心配してたわけ?

Robin Mullarkey(ロビン・マラーキー)

ベース担当です。

「最高の低音の探求者」、 ロビン・マラーキーは、ジェイコブ・コリアー、ジョーダン・ラケイ、ゼロ7、エスカ、ロワシン・マーフィー、ナタリー・ウィリアムズ、リチャード・スパーベン、ローラ・マヴラ、ジョン・ニューマンを含むプログレッシブで多様な英語アーティストのベーシストとして最もよく知られていますさらに最近では、レオン・ヴァインホール、アントン・エガー、スティーブ・ウィルソン、さらにはクインシー・ジョーンズさえも。

ロビンは、英国のブロークンビートのムーブメントとの関わりでも知られ、アカデミックジャズのバックグラウンドとバンドBrotherlyのコンテンポラリーダンスの美学を融合させた2つの画期的なLPを制作しています。音楽は「ムッソ」とソウルを愛するクレートの掘り出し人にアピールし、ウージーなテンポシフトと生意気なハーモニックデバイスを取り入れた、挑戦的で親しみやすいアレンジで国際的な称賛を獲得しました。

ロビンは現在、ジェイコブ・コリアーとツアー中です。

Robin Mullarkey.com,about,自動翻訳

すごいでしょ?
何がすごいんだかよく分からないところがすごい!!

上の紹介文に出てくるミュージシャン、クインシーと、ジェイコブくらいしか知らないんですよ、私。

でも、次の動画で何がすごいのか、とてもよくわかりました。

ジェイコブの曲は、リズムが難しい!!

やっぱねえ、

ジェイコブが自分でベース弾いてる時のベースラインを再現して、なおかつ、それにベーシストとしてのプラスαがあるくらいじゃなきゃ、ベーシストがいる意味がないわけですよ。

いやあ、安心しました。

アラサー娘

アラサー娘

何を心配してたわけ?

でも、マラちゃんとクインシーにどういう接点があるのかは、調べてもわかりませんでした。

夫ポンポン

夫ポンポン

調べ方がいい加減なんですよ。
もっときちっと調べれば、きっとわかります。
ガッツかよめ

ガッツかよめ

そうかも…。

ジェイコブ・コリアー “Djesse" ツアーのミュージシャン全員の演奏動画が見られるよ!

というわけで、このツアーメンバー全員が、そろって演奏しているところが見られる動画があるんですよ。

アメリカのラジオ局 NPR(National Public Radio)の番組の公開録音なんでしょうかね?

今回のジェイコブのツアーメンバー全員と、ベッカ・スティーヴンスとで、"Djesse,Vol.2″ から、3曲を演奏しています。

アラサー娘

アラサー娘

あのさあ…。
ガッツかよめ

ガッツかよめ

なに?
アラサー娘

アラサー娘

こんな動画があるなら、説明なんていらないじゃん!
ガッツかよめ

ガッツかよめ

本当にそう!!!

息がぴったりで、和やかな雰囲気が伝わってくる、いい動画です。

特に最後の “It Don’t Matter" は、ジェイコブの手拍子から始まり、バンド全員が手拍子や小さな打楽器だけでリズムアンサンブルをしていって歌に入るんですが、これ、本当に可愛くて楽しい。

ジェイコブが叩けば、コップでも木魚でもお尻でも、みんな音楽的なんでしょうね。

この動画でのジェイコブは、ずいぶん落ち着いているけれど、ステージではきっと、また裸足で走り回ってくれるんだろうなあ。

ジェイコブはいつ見ても、演奏するのが楽しくてたまらない、もうそれだけで幸せっていう様子なのが、私、大好きなんです。

驚異的な才能なのに、それをひけらかそうとしてないんですよね。

ああ、もう楽しみすぎて、眠くなってきました。

アラサー娘

アラサー娘

眠れないっていってたよね。

そうそう、私、2018年のジェイコブの来日の前にも、全く同じことやってました!

ジェイコブ・コリアー来日!2018年ジェイコブと共演者を徹底研究!って、記事、書いたんですわ!

そして、保存版!ひとりアカペラ超絶テク5人・厳選名動画でも、ジェイコブ・コリアーをフィーチャーして、熱く語っております。

夫ポンポン

夫ポンポン

かなりジェイコブにやられてます!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ジェイコブの夢が見られますように…。

*記事のサムネイルの写真は、ウィキペディアより引用させていただきました。
By Harald Krichel – Own work, CC BY-SA 4.0, Link

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