おすすめチャンネル!ジャズ動画で脳を活性化?!|ゴニョ研

2018年3月22日ジャズおすすめ

YouTube って便利ですよね。
今までに知らなかった素晴らしい音楽家を発見できます。
でも、「やった!これすごい!」
と思うものにめぐり合うにはずいぶんたくさん見ないと…。
で、私があなたに代わって見つけます!

で、今回は、本当に楽しい動画、勉強になる動画がたくさんある、“Jazz At Lincoln Center’s Jazz Academy” のチャンネルをご紹介します。
この “Jazz At Lincoln Center’s Jazz Academy” はニューヨークの芸術の殿堂 “Lincoln Center”の一角にあるジャズのための施設、”Jazz At Lincoln Center” が、教育のための動画を配信しているチャンネルです。なので、音楽理論、楽器の演奏法、音楽の歴史についてなど、いろいろな動画があります。
なんか、見るだけで脳が活性化されそうなんですよ。

まずは、私がこのチャンネルで見つけた魅力的な動画の御紹介から。

こんなレッスン受けてみたい!JALCA の音楽性の高さに驚愕!

驚き!ドラムで “Caravan” のメロディーを叩く?!

これを、見た時は私、本当にびっくりしました。
そのドラマーは Alvin Atkinson 。
www.about the swing.com というサイトの記述によれば、テレビ番組やドキュメンタリーの音楽を制作したり、Alvin Atkinson and the Sound Merchants として世界ツアーをしたり、大学で教えたりしている方のようです。エリス・マルサリス、ヒューストン・パーソン、フレディ・レッド、トム・ブラウン、マセオ・パーカー、シャーリー・スコット、ブランフォード・マルサリス、ジミー・ヒースなどと共演歴があります。
“Alvin Atkinson,jr.”(www.abouttheswing.com),日本語訳より筆者が要約

何がすごいって、ドラムで完璧にメロディを演奏します。
1曲目はあの、お誕生日の歌、”Happy Birthday To You”。
2曲目は “Caravan”。

では聴いてみてください。

  • Alvin Atkinson – Drums
  • Eric Wheeler – Bass

もう、メロディ楽器はいらない!
一人で全部やってくださいって感じです。
“Caravan” が、ドラムセットだけで演奏できると知ったら、エリントンもびっくりするんじゃないでしょうか?

ピアノを弾きながら解説しながら歌も歌う!!驚異のゴスペル指導者

この動画の中でピアノを弾きながらリードヴォーカルを取り、解説もこなす Damien Sneed の経歴をサイトで読んだら、立派過ぎて疲れました。以下は抜粋です。

ゴスペル、ポップ、R&B、オペラ、ミュージカル、クラッシックなど様々なジャンルの音楽に精通し、ピアニスト、オルガン奏者、ボーカリスト、指揮者、作曲家、プロデューサー、アレンジャーとして活躍し受賞歴やテレビ出演歴がある。アレサ・フランクリン、ウィントン・マルサリス、ジェシー・ノーマン、スティーヴィー・ワンダー、ダイアナ・ロスなどと共演歴がある。

Damien Sneed Biography (www.damiensneed.com)、2019年削除

これはゴスペルの16小節の曲の演奏スタイルをデモンストレーションしている動画のようです。前半の解説は、私にはコードネームしか分かりません。
お恥ずかしい。
4分45秒から演奏が始まり、
ピアノを弾きまくりながら解説してくれます。
6分4秒から始まる歌がかっこいいです。
コーラスも力強くて胸に迫ります!!
これぞゴスペル!!

  • Damien Sneed – Piano and Vocals
  • Matia Washington, Djoré Nance, and Tiffany Stevenson – Vocals
  • Quinn Brown – Drums

Todd Williams!歌心あふれるテナーに酔いしれる!!

3分40秒から演奏が始まります。曲は1分30秒くらいで紹介してくれていますが、1929年に Fats Waller が作曲した ”Ain’t Misbehavin’ “、「浮気はやめた」という邦題で知られる曲ですね。

“Creating a Lyrical Melodic Line in Jazz” というタイトルの動画。

  • Todd Williams – Saxophone
  • Tom Dempsey – Guitar
  • Eli Yamin – Pianor
  • Ari Roland – Bass
  • Alvin Atkinson – Drums

美しく抒情的なメロディラインを聴かせてくれる Todd Williams はウィントン・マルサリス・クインテットの一員だった人。Rolland Hanna や Christian McBride との共演歴があります。
“Todd’s bio”(www.toddmaxmusic.com)

温かく落ち着いた音色です。こういう音が私は大好き。
そして、この動画のテーマとなる、メロディの装飾の仕方も本当にセンス抜群で、何度も聴きたくなります。
そしてドラムは最初の動画に出ていた達人、Alvin Atkinson 。
Atkinson さんは、全身がリズムに満ち溢れていて演奏する姿も芸術的。
ものすごくタイトで躍動感あふれるドラミングが、
Winard Harper に似てるなあなんて思いました。

この動画を見て
そっかそっか、テーマのメロディは
こうやって演奏すればいいのね。

なーんて、1回見て演奏できるわけはないですが、
素晴らしいデモンストレーションを繰り返し聴いて
マネすることは重要です。

南アフリカのジャズってかっこいい!!

南アフリカのジャズのスタイルの1つ、”Mbaqanga” の紹介です。
演奏は動画の最初から始まります。
演奏が終わるとサックスの人が、この”Mbaqanga” を発音していると思われるのですが、これが大変音楽的なので是非聞いてください。1分28秒くらいです。
その後、ベースとドラムのリズムの演奏の仕方などを講義してくれます。
が、私に聞き取れた言葉は「ジャコ・パストリアス」だけ。
何がジャコなのか、さっぱりわかりません。

彼らは、南アフリカ最大の都市、ヨハネスブルグを拠点とするオールスターバンド”Uhadi” のメンバーです。

  • McCoy Mrubata – Tenor Saxophone
  • Feya Faku – Trumpet
  • Paul Hanmer – Piano
  • Herbie Tsoaeli – Bass
  • Justin Badenhorst – Drums

そういえば、30年くらい前にリチャード・アッテンボロー監督の映画「遠い夜明け」を見ました。
デンゼル・ワシントンが、南アの黒人解放運動の騎士スティーヴ・ビコを熱演した大好きな映画です。この中でビコがよく音楽を聴きながら踊っていたような記憶があるのですが、こんな音楽だったような気がします。

限りなく怪しい私の記憶…。

恐るべしアメリカの若者アマチュアビッグバンド!!

最後にご紹介するのは、JALC が毎年行っているコンクールから生まれた若者のアマチュアバンドの演奏です。このコンクールは ”Essentially Ellington” という名前で、課題曲がデューク・エリントンの曲のようです。対象は高校のジャズバンドで、参加バンドは、1回の演奏を評価されるのみでなく、ワークショップやジャム・セッションを行って腕を磨くシステムです。なんといっても、現在のJALC の総監督は、あの Wynton Marsaris ですし、過去の審査員には、あのジェフ・ハミルトンもいたというのですから、そりゃもう超一流のコンクールですね。
(Jazz At Rincoln Center Academy competition-festival 日本語訳より抜粋)

これ、ほんとに全員アマチュアなのでしょうか?

指揮する先生のサマになっていること!!
ソロを演奏する子たちは、日本なら全員今すぐそこらのライブハウスで稼げそうだし、タップの子なんて、ホント思わず口笛を吹きそうになりました。

吹けませんが…。

私がやってるアマチュアバンドなんて、足元にも及びません。
私、このバンドのピアニストに弟子入りしなければ…。

JALCA はジャズの学びの殿堂!!

“Jazz At Lincoln Center Academy”のチャンネルは、ほかにも楽しめる動画がたくさんあります。
企画としておもしろいのは、”Jazz Theory with Barry Harris” というシリーズ。マイルスとも共演歴がある伝説のピアニスト、Barry Harris が、Eli Yamin というピアニストにジャズ理論を教えて、その練習法などを実践させる動画です。

Yaminさんは、上でご紹介したTodd Williams の動画ではバリバリにソロも弾いているジャズピアニストなんですが、そりゃ Barry の手にかかったら、赤子の手をひねるようにケチョンケチョンにやられていました。といっても、優しく教えてるんだけど間違えたりするんですね。
「はぁ~~~~っ」と深いため息をつきながら、必死で弾いている Yamin さんが可愛いです。

英語がわかったら、もっと面白いでしょう。
ほんと残念…。

動画の歯車マークをクリックして英語の字幕をつけることができるので、ないよりはマシかもしれません。

そうそう、皆さん、もうお気づきと思いますが、もちろん”Jazz At Lincoln Center”の動画サイトもあって、ウィントンや様々な音楽家の演奏動画も見られますし、ある音楽家の一夜に同行するなんていう、面白い企画もあるんです。また是非ご紹介します!!

是非、”Jazz At Lincoln Center Academy” のチャンネル、チェックしてみてくださいね。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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