50代のおしゃれはミニマリストを目指せ! 捨てない買い方|ゴニョ研
こんにちは
整理整頓もお片付けも嫌いなガッツかよめです。
そして電化製品などをすぐ壊してしまうので、クラッシャーかよめとも呼ばれています。
体を張って生きています。
ですが、なぜか、洋服はとっても長い間着ています。
持っている服のほとんどは5年以上着ているんです。
50代になってつくづく思うのは、少ない洋服で、うまく着回すのがおしゃれだなっていうことです。
なので、今回は、私の長年愛用の洋服を一挙公開!
とびきりのお気に入りの洋服を見つけて、長く大事に着るためのおしゃれのコツを考えてみたいと思います。
50代のおしゃれはミニマリストの精神から学ぼう
おしゃれな人って、古いものや流行に左右されないものを、とても上手に組み合わせて着てると思いませんか?
そしておしゃれな人ほど、そんなにたくさん洋服を持っていなかったりするんです。
まあ、ミニマリストっていうほどではないかもしれませんが。
私も、洋服はお気に入りだけを少数持って、できる限り長く大切に着たい。
これって、やっぱりミニマリストの精神ですよね?
それが、その人らしくて、とてもおしゃれだったら言うことなしです。
それでも、洋服を見たり選んだりするのが大好きだから、ついつい洋服買っちゃうんですよね。
気をつけないと…。
なので、これから洋服を買うときに気をつけられるように、私の持っている洋服の中で10年以上着ているものはどんなものか、見てみたいと思います。
手持ちの洋服の中から10年以上着ているものを探してみた
30年前に買ったスカート
もう30年以上前に買ったもので、ワンシーズンに一度も着ない時もあるんですが、2,3年に一度は出番があるスカートです。
コロナで太ったからもうウェストが入らないかもしれません。
お気に入りなので捨てたくないなあ…。
20年前に買ったコート
このコートを着ない冬はないです。
20年ほど前に買ったんですが、確か5万円台でした。
当時の私はびっくりするほど安月給だったんで、清水の舞台から飛び降りるような気持ちで買いました。
もう20回もクリーニングに出したので当たり前ですが、素材を確かめようとタグを見たら、印刷が薄れて読めませんでした。
確かカシミアだったと思います。
2回も直しに出して、ベルトのバックルは割れたのではずしてしまいました。
これといって特徴のあるデザインではないんですが、えりの大きさも丈もバランスが良く、着心地抜群で暖かい。
全く手放す気になれません。
このコートも、前にご紹介したスカートも、50代の洋服選び!インスタの素敵な女性から学ぶコツ5つ!でもご紹介しました。
20年前に買ったシャツ
このシャツも、本当に長く着ています。
最初はもっぱらよそ行きで、色あせてからは家にいるときに着ています。
アイロンをかけなくてもシワが気にならず、とっても着心地がよく、重宝しているんですが、
ついに破れました。
上から何か着れば、破れているのがわからないと思うんです。
それに、いつもお直しをお願いしているお店は、安価で上手に直してくれるので、コロナがおさまったら持っていきます。
15年前に買ったスカートとセーター
40代前半のころ、アメリカ人デザイナー、マイケル・コースのブランドが好きだったんです。
今は、石を投げるとマイケル・コースのバッグに当たるんじゃないかっていうくらい大流行してますが、当時はそれほどでもなかったです。
ブランド全体のデザインも、今よりちょっとシックで、40代が着るのにちょうど良かったんでしょうね。
なんかね、「仕事ができるけどエレガント」みたいなイメージに憧れてたんですよ。
で、このスカートなんですが、ものすごく勇気を出して買いました。
当時の私には贅沢すぎるとも思ったんですが、いわゆる自分へのごほうびってやつです。
それが大正解!!
ラインがきれいで動きやすいし、トップを選ばなくて、とてもコーディネートしやすいんですよ。
で、同じ頃にマイケル・コースで買ったのがこのセーターです。
シンプルなタートルネックのセーターですが、暖かいしコートの下に着てもかさばらないし、大好きな1枚です。
10年以上前に買った花柄ブラウス2枚
このブラウスも何度もブログでご紹介していますが。
色鮮やかだから、派手になるかと思いきや、着るとシックなんです。
このブラウスを使ったコーディネートは、50代デニムコーデ・大人のおしゃれは自然体で!、50代ならワイドパンツ! 1本で着回し10通りコーデに挑戦で、ご紹介しています。
お次も15年くらい前に買った花柄のブラウスです。
職場を移ったら、移った先では12月に毎年、全職員対象に高級ホテルでクリスマスパーティーをやるというじゃあないですか?!
そんなパーティーなら、ちょっとおしゃれがしたいなと思って買ったブラウスです。
生地の風合いも柄も、デザインも大好き。
今でも着るたびに心躍ります。
私のお気に入りの洋服の共通点って?
せっかく引っ張り出してみたので、私の古株さんたちの共通点を考えてみました。
- 着心地がいい
- サイズに程よいゆとりがある
- 流行にとらわれないデザインである
- 素材や縫製の質が高い
「その洋服を着た10年後の自分を想像できる、10年後でも着たいと思える」ことが、私の洋服購入の条件です。
もちろん、全部の洋服をこの判断で買っているわけではないですが、ちょっと高めのものを買うときは、こんな風に考えるようにしています。
すごくすてきだと思っても、10年後は着たいと思えない服は、買うのはやめます。
ミニマリスト的に少ない洋服を大切に着るためには?
どんな服を買えばいいかは、わかってきた気がします。
では、それ以外のことは?
どうすれば、ミニマリストのように、必要最低限のものを上手に着まわせるんでしょう?
私の経験も含めて、ちょっと考えてみました。
計画的に洋服を買う
当たり前ですが、衝動買いはせず、合わせたい物をきめ、買うときにそれを着て行ったり持って行ったりします。
これはバーゲンでも同じです。
そして、自分のワードローブを把握し、買いすぎないようにするのも大事ですね。
工夫してなるべく長く着る
実は、上で最初にご紹介した光る素材のスカートは、ウェストが入らなくなった時期もありました。
でも着ていたんです。
どうやったかっていうと、トップをインしないでウェストを隠し、ファスナーは上がるとこまで上げて安全ピンで留めたりしてました。
まあ、これはあんまりお勧めできません。
でも、ちょっとデザインが流行遅れかなって思うときでも、なんとかカッコよく着られる工夫を考える、なんていうのは、よくやっています。
大切に管理する
上質な洋服でも、管理が悪いと、やはり傷むのも早いですよね。
素材に合わせて、ていねいに洗い、シーズンオフも大切にしまっておきます。
だから、クリーニング代は結構かさむかも。
でも、新品を買うよりはずっと安上がりです。
そして私は、おっちょこちょいなので、破ってしまうこともしばしば。
修復不可能な場合はあきらめますが、そうでなければ、修理に出します。
ミニマリストを見習って少なく持っておしゃれしよう
今回の記事を書くためにクローゼットの中を見直してみて、私も洋服を買いすぎていると反省しました。
2007年2月に(独)中小基盤整備機構が発表した2004年度ベースのデータによると,日本の年間繊維総消費量は約206万ton (含:衣料品144万ton)であり、194万ton近くが廃棄され、そのうち126万tonが家庭から排出される衣料品が占めている。
「衣類の消費と廃棄・循環の実態と課題」、木村照夫、廃棄物資源循環学会誌、vol.21、no.3、pp.140-147、2010
は???
144万トン買って、126万トン捨ててるってことは、買った重量の87.5%は捨ててるってことですよ。
しかも、このデータが取られた2004年は、まだ H&M や FOREVER 21 が日本に上陸する前なんです。
つまり、ファストファッションが全盛になる前なのに、こんなに衣料品を捨ててたんですね。
今はきっともっと捨てているし、企業が処分する在庫の衣類の量は、日本だけでも年間100万トンとも言われています。
そして、そのほとんどが可燃ゴミとして焼却されるんです。
もちろん衣料品の生産にも焼却にも膨大なエネルギーを消費しているし、CO2だって排出されている。
悪いもんでも食べた?!
でね、思い出しちゃったんですけれど、私、小さい頃、家が貧乏だったんで、靴下に穴が開くと母がつぎを当ててくれていました。
いつから日本人は着られなくなる前に洋服を捨てるようになったんでしょう?
洋服を買うのは楽しいですよね。
選ぶのも大好き。
でも、買えるからといって買ってはいけないんです。
「10年着られて、どうしても必要な服だけ買う」
かっこいいミニマリスト目指して、これを実践しながらもっとおしゃれになってやろうと、私は思っています。
そうそう、古着を利用するのも、とってもすてきな選択だと思います。
50代古着おしゃれ初級編・えっ?!本当にそこで買う?!と
50代古着コーデ入門・1,980円パンツのシャレオツ着まわし術で、古着の買い方やコーディネートをご紹介しています。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
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