むちゃ適当料理だけど心底ほっとする鮭の粕汁・レシピ|ゴニョ研
こんにちは
ガッツかよめです。
ずっと昔、私の祖母は寿司屋から出ようとしてハンドバッグの代わりにヤカンを持ってしまいました。
そんなおっちょこちょいの血統で、几帳面に料理を作ろうと思ったって、うまく行くわけがありません。
だから、もう本当に適当だけど、それでもおいしくできるよっていう料理をご紹介したいと思います。
いや、まあ、作り方は本当に適当ですけど、寒い時の酒粕汁は、本当に心底ほっとして幸せになれるので、是非作っていただきたいんです。
酒粕は腸の働きを良くして便通を整え、肌のキメを整え、悪玉コレステロールを減らす働きだってあるんです!!
本当に適当な鮭の粕汁・レシピ
材料(大人4人分くらい)
- 塩鮭(甘口)・・・1切れ
- 酒粕・・・・・・・100g程度
- 人参・・・・・・・1/2本
- 大根・・・・・・・10㎝程度
- 里芋・・・・・・・2個
- 干しシイタケ・・・2枚
- ねぎ・・・・・・・1本
- だし昆布・・・・・5㎝程度
- だしパック・・・・1個
- 白みそ・・・・・・大さじ1程度
*ネギは白ネギの中でも、下仁田ネギ、一本ネギなどの、白いところが太い加賀群のネギを使うと甘くておいしいです!
ネギの詳しい分類については、ネギっていろんな種類がある! 白ネギと青ネギの違いは?を参考にしてくださいね。
*具は、大根、人参、ねぎは必須。
あとはお好みで。
こんにゃく、ごぼう、油揚げなども入れるとおいしいです。
面倒臭いわ〜〜!
手順
1.材料の下処理をする
- 干しシイタケをかぶるくらいの水につけておき、柔らかくなったら軸は除き、傘の部分を0.5㎝程度の幅に切る
- 昆布は鍋にかぶるくらいの水を入れ、つけておく
- 酒粕は板粕(いたかす)なら、電子レンジ600Wで40秒加熱し柔らかくしておく。
- 鮭は3〜4㎝のブツ切りに
- ネギは白い部分は3㎝程度の長さに切り、青い部分は薄い小口切りに
- 人参と大根は1.5~2㎝程度の厚さのイチョウ切りに
- 里芋は大きいものなら縦に2等分し、2㎝程度の厚みに切り水にさらして水気を切る
2.鮭と野菜を煮る
下処理ができたら、もう完成したも同然です!
手順1-2の鍋に、手順1-1の干しシイタケを戻して切ったものと戻し汁を入れ、だしパック、手順1-4の鮭、1-5,6,7の野菜を入れ、ヒタヒタの量の水(材料の頭が少しだけ水から出ている状態の量の水)を入れて強火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り除き、沸騰したら弱火にします。
3.酒粕を入れる
大根が柔らかくなったら、白みそと手順1-3の酒粕を、みそこしなどで溶きながら、手順2の鍋に入れます。
味をみて物足りなければ、白みそを少量加えてください。
最後にネギの青い部分を加えます。
出来上がり〜〜〜!!
最高に適当な酒粕汁中心の夕食は全体的に適当!
この日の夕食の献立です。
適当な酒粕汁の他に
・チキンナゲット(市販の冷凍品をチンしたやつ)
・ネギの青い部分とツナの卵焼き
(詳しいレシピは上をクリック!)
も用意しました。
全体的に適当な感じ。
でもね、酒粕汁のおいしさはもう最高ですよ!
では、最後にこの料理のコツっちゅうか、決めどこっちゅうか、適当な中でも押さえるべきポイントをご紹介したいと思います。
これはまあ、いわばまとめ!
本当に適当な鮭の粕汁のコツ
1.酒粕は純米吟醸酒の練り粕を
何と言っても粕汁は酒粕の香りや味を楽しむものですからね、良い酒粕を使えばおいしくなるんです!
酒粕は、種類によって香りや味が違います。
よく見かける板粕(いたかす)ではなく、練り粕(ねりかす)、そして純米吟醸酒のものを使うとおいしくできます。
練り粕は、酒粕を練り合わせてペースト状にしたもの。
柔らかいので溶けやすく、みそこしなどで簡単に液体と混ぜ合わせることができて、とっても便利。
純米吟醸酒の練り粕なら味や香りも最高です。
吟醸酒の酒粕は板状にはならず、ばら粕や練り粕の形状で売られます。強く絞らないため、日本酒の栄養価が多く残りますが、少量しかとれません。
酒粕と日本酒の専門店 竹屋 オフィシャルブログ、酒粕の種類にはどんなものがある?酒粕の選び方のポイント、2017年3月24日
これが練り粕です。
ちょうど100gくらい。
おみそくらいの柔らかさです。
スーパーなどでは手に入りにくいかもしれません。
通販なら入手できますよ。
新酒が出回り始める1月ごろなら、新鮮な酒粕を手に入れることもできます。
ぜひ純米吟醸酒の練り粕をゲットしてくださいな!
2.だしだけは、ちょっくら手をかけて
適当でもできちゃう粕汁ですが、ダシは頑張って取ってください。
と言っても、今回使ってるのも、ダシ昆布と干しシイタケとだしパック!
だしパック、愛用しております。
3.味の決め手は白みそで
まあねえ、みそを入れなくても塩鮭で塩味がついてるんですが、白みそを入れることで発酵食品同士の相乗効果が生まれて、より一層おいしくなるんですよ。
おいしい酒粕汁、作ってくださいね!
ネギのレシピ、まだまだ、たくさんご紹介しております!
ネギの大量消費ならおまかせ・最高にうまいレシピ19選!では、ネギの保存法や使い切りのコツもご紹介!
ぜひ、のぞいてみてくださいね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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