野菜のオーブン焼き!成功のコツと失敗時の対処法|ゴニョ研

2019年7月18日とにかく野菜たっぷり料理

野菜のオーブン焼きの写真
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こんにちは。

料理の失敗についての実績なら、誰にも負けないガッツかよめです。

豚肉の塩麹漬け焼きも、何度も失敗しまくったおかげで、豚肉の塩麹漬け!うまい漬け時間と焦げない焼き方を研究!という記事は大好評!

野菜のオーブン焼き、野菜も肉もがっつりたくさん食べられて大好きです!

今回は、この野菜のオーブン焼きで、

・失敗しやすい点
・失敗してしまった時の対処法
・失敗を予防する方法

を、私の経験を踏まえてお話したいと思います。

少しだけレシピもあります。

では、まとめからご紹介。

  1. オーブン焼きで多い失敗
    • 火の通りがバラバラ(硬いものや焦げたものがある)
    • 水分が多すぎて天板の上が水浸しになる
    • 味が薄い
    • インスタ映えを期待したのに色が悪い
  2. 失敗した時の対処法
    • 硬いものだけを取り出してフライパンで蒸し焼きにする
    • 水分が多ければすくって取っておき、パスタなどに使う
    • 味が薄い時は食べるときに調味料をかける
    • 見た目がパッとしない時はレモンやバジルなどを添える
  3. 失敗を防ぐ方法
    • 火が通りにくい食材は焼く前にレンチンする
    • 水分が多い食材を多用しない
    • 焼く前の下味をしっかりとつける
    • 加熱後の色合いを予想して食材を選ぶ

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オーブン焼きはとっても簡単だけど失敗も多い?

野菜のオーブン焼きというと、パッと思いつくのが、ぎゅうぎゅう焼き。
村井理子さんのツィートにより、ぎゅうぎゅう焼きが大ブームになったのは、2015年のこと。
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ぎゅうぎゅう焼きっていうネーミングも素敵ですね。
お料理の写真もセンス抜群!
大ヒットもうなずけます。

ぎゅうぎゅう焼きは、お肉と野菜をぎゅうぎゅう詰めにして、オリーブオイルと塩などで味付けして、オーブンで焼くというお料理です。

とても簡単なのに、見た目が豪華で、そして食べ応えがあって、栄養バランスも良いという、良いことづくしの料理!

今回は、このぎゅうぎゅう焼きも含めて、お肉と野菜をオーブンでいっしょに焼くということで、野菜のオーブン焼きについて、考えてみたいと思います。

野菜のオーブン焼きでよくある失敗と失敗後の対処法

火の通りがバラバラ

かぼちゃや人参が硬い!
お肉が生焼け、でもネギは焦げ焦げ。

こんなこと、私は日常茶飯事なので全くめげませんが、普通は嫌ですよね。

こんな時は、焦げてしまったものは、焦げた部分をとることくらいしか対処法がないですが、生焼けのものは、取り出してもう一度焼けば良いんです。

アラサー娘

アラサー娘

そういや、あんた、よくやってるね。
ガッツかよめ

ガッツかよめ

うるさいっ!

オーブンで焼いても良いですが、根菜などが硬い時は、フライパンにフタをして蒸し焼きにすると早く火が通ります。

水分が多すぎて天板の上が水浸しになる

私、これ、やったんです。
ナスとズッキーニがいけなかったんですよ〜〜!

ナスとズッキーニと夏野菜のオーブン焼きとズッキーニとナスの写真

すごく水分が出たんです。

まあ、でもおいしかったんですけど。

もったいないから、汁を取っておいてパスタ作りました。

ぎゅうぎゅう焼きの汁で作ったパスタの写真

このパスタ、オーブン焼きの余った汁とプチトマトをフライパンに入れて火にかけ、ゆでたパスタも入れて混ぜるだけ。

本当においしかった!!

失敗万歳!

この他に、カレーの煮汁に加えるのもおいしいでしょうね。

味が薄い

オーブン焼きは焼く前にしっかり下味をつけないと、ぼーっとした味になっちゃうんですよね。

でも大丈夫!

テーブルで、各自が好きなものをつけて食べれば良いんですよ!

これ、結構使えますよ。
おばあちゃんはおしょうゆかけて、子どもはケチャップかけるなんてのもありです。

ウスターソースとケチャップとしょうゆを適当に混ぜてチンするだけでも、びっくりするくらいおいしいタレができちゃうので、自家製ダレもオツですよね。

レモンと塩、柚子コショウなんていうのもさっぱりして大好きです。

インスタ映えを期待したのに色が悪い

私、これもやりました。

このとっても素敵な色のナスは白ナスといいます。

白ナスの写真

オーブン焼きで、こんな色がいかせたらさぞかし美しいだろうと思ったんです。

白ナスのオーブン焼きを焼く前の写真

焼いたら、見事に茶色!

白ナスのオーブン焼きを焼く前の写真

野菜は加熱で変色するものも多いので、注意が必要です。

でも、焼いた後で色が暗くなったなと思っても、解決策はあるんです!

私はこの時、もうこれでよしとしたのでやらなかったのですが、あくまで鮮やかな色を追求したいという方は、バジルや大葉など生でも食べられるハーブや、レモン、きれいな色のミニトマトをオリーブオイルで炒めたものなどを後から少量添えるだけで、一気に色鮮やかです!

お味もむしろ、添えた方がおいしくなります。

失敗の多い私は、冷蔵庫にこれらを常備しております。

冷蔵庫の中に大葉とレモンの写真

まあ、いばることじゃないですが…。

冷蔵庫の中にプチトマトの写真

野菜のオーブン焼きでよくある失敗を予防する

では、今度は、どうしたら失敗なく最高のオーブン焼きを作れるか、考えてみたいと思います。

全てをちょうど良い焼き具合にする

同じ時間オーブンで焼いて、材料すべてが食べごろになるようにするわけです。

これは、食べごろになるのに時間がかかるものは、下ゆでするだけでいいんです。
じゃがいも、人参やかぼちゃ、レンコン、大きく切った玉ねぎなどは、茹でる・蒸す・レンチンするなど、しておきましょう。

レンチンした玉ねぎの写真

水浸しになるのを避ける

水分の多い野菜を多用しない

これが一番の対策です。

具体的に言うと、

なす、トマト(プチトマトならOK)、ズッキーニ、しめじは、水分が多く出てしまうようです。

それほど量が多くなくても、これらの具材を使う時には、焼く皿も工夫が必要です。

天板よりは、深さのあるグラタン皿やオーブンで使えるフライパンやスキレットなどが安全です。

レンチンした玉ねぎの写真

実は、水分が少ない具材の時も、天板は扱いにくいんです。
オーブンの天板は大きすぎて材料がたくさん必要ですし、運びづらいです。

私は、ル・クルーゼのキャセロールを使いました。
これは直火で炒めたり蒸したりもでき、そのままオーブンにも入れられます。
食卓に出してもおしゃれなんで、とても気に入っています。

ル・クルーゼのキャセロールの写真

このお鍋を、[必見]ビュッフェ キャセロール26cmをお得に買って楽しく使い倒す方法で、とびきり詳しくご紹介しています。

下味をつけたらすぐに焼く

下味をつけると、野菜から水分が出てきます。
ですから、オーブンを予熱しておき、下味をつけたら、水分が出る前に焼くようにしたいですね。

加熱時間は様子を見ながら決める

オーブンはメーカーや機種によって火力が異なります。

基本的には、予熱後に
150~170度で15~30分程度、200度で10分程度。

前半の加熱で具材にしっかり火を通し、後半にこんがり色よい焦げ目をつける感じでしょうか。

オーブンレンジのイラスト

でも、食材や季節によっても変わりますので、必ず様子を見ながら加減するのが安全です。

ちょうどよい味付けにする

オーブン焼きは、ちょっと多めに塩をきかせた方がおいしいです。
下味が薄いと、ちょっとぼーっとした味になってしまうので、下味をしっかりつけるのがコツです。

ボールなどに具材を入れ、ニンニクのすりおろし、塩、オリーブオイルなどをしっかりと混ぜ合わせましょう。

ちょっと多めの塩がおいしさの秘訣です。

食欲をそそる見た目にする

きれいな色の野菜はたくさんあるのですが、

色のきれいな野菜の写真

加熱後の色合いを予想して食材を選ぶことが重要です。

加熱すると変色しやすい野菜と、比較的変色しにくい野菜があるんです。

加熱しても色がそれほど変わらず美しく、オススメの野菜は、

かぼちゃ、パプリカ、ミニトマト、ブロッコリー、カラーピーマン、カリフラワー、ししとう、人参、じゃがいも、さつまいも、とうもろこし

などです。

夏野菜満載のオーブン焼き・レシピ

野菜のオーブン焼きは、とても自由で、作るのも楽しい料理。
最後に私の作ってみた夏野菜満載のレシピをご紹介しておきます。

たくさん水分が出ますが、余った汁は他の料理で使ってくださいね。

野菜のオーブン焼きの写真

材料(5人分程度、直径26cmの平たい鍋)

  • 白ナス(千両ナスなどで可)・・・・1本
  • ズッキーニ・・・・・・1本
  • プチトマト・・・・・・10個
  • 豚ロース肉・・・・・・150g
  • 小玉ねぎ・・・・・・3個
  • 人参・・・・・・1本
  • エリンギ・・・・・・2本
  • 塩・・・・・・小さじ1.5
  • オリーブオイル・・・・・・適量
  • ニンニク・・・・・・1片

大まかな手順

豚肉は、前日から塩麹大さじ1弱に漬けておきました。
材料は全て一口大に切って、ニンニクはすりおろします。
小玉ねぎと人参は各2,3分レンチンして、柔らかくしておきます。
豚肉以外の材料をボールに入れて、オリーブオイルをひと回し、塩、おろしたニンニクも加えて、よく混ぜてから、耐熱皿やオーブン用の鍋に、肉とともに並べます。
オーブンを170℃に予熱し、170℃で18分、220℃で9分焼きました。

かなりぎゅうぎゅう詰めにしましたが、そのくらいでちょうど良い感じ。
並べ方は適当だったのに、結構きれいな焼き上がりでした。

アラサー娘

アラサー娘

それはあんたの自己満足!
ガッツかよめ

ガッツかよめ

掃除機みたいに食べたくせに!

というわけで、皆さんも、気軽に野菜のオーブン焼きを楽しんでくださいね。

ほかにも簡単でおいしい白なすのレシピをたくさんご紹介しています。

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ズッキーニやズッキーニ料理の写真のコラージュ

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

料理以外の失敗も得意です!

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