野菜のオーブン焼き!成功のコツと失敗時の対処法|ゴニョ研
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こんにちは。
料理の失敗についての実績なら、誰にも負けないガッツかよめです。
豚肉の塩麹漬け焼きも、何度も失敗しまくったおかげで、豚肉の塩麹漬け!うまい漬け時間と焦げない焼き方を研究!という記事は大好評!
野菜のオーブン焼き、野菜も肉もがっつりたくさん食べられて大好きです!
今回は、この野菜のオーブン焼きで、
・失敗しやすい点
・失敗してしまった時の対処法
・失敗を予防する方法
を、私の経験を踏まえてお話したいと思います。
少しだけレシピもあります。
では、まとめからご紹介。
- オーブン焼きで多い失敗
- 火の通りがバラバラ(硬いものや焦げたものがある)
- 水分が多すぎて天板の上が水浸しになる
- 味が薄い
- インスタ映えを期待したのに色が悪い
- 失敗した時の対処法
- 硬いものだけを取り出してフライパンで蒸し焼きにする
- 水分が多ければすくって取っておき、パスタなどに使う
- 味が薄い時は食べるときに調味料をかける
- 見た目がパッとしない時はレモンやバジルなどを添える
- 失敗を防ぐ方法
- 火が通りにくい食材は焼く前にレンチンする
- 水分が多い食材を多用しない
- 焼く前の下味をしっかりとつける
- 加熱後の色合いを予想して食材を選ぶ
オーブン焼きはとっても簡単だけど失敗も多い?
野菜のオーブン焼きというと、パッと思いつくのが、ぎゅうぎゅう焼き。
村井理子さんのツィートにより、ぎゅうぎゅう焼きが大ブームになったのは、2015年のこと。
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ぎゅうぎゅう焼きっていうネーミングも素敵ですね。
お料理の写真もセンス抜群!
大ヒットもうなずけます。
ぎゅうぎゅう焼きは、お肉と野菜をぎゅうぎゅう詰めにして、オリーブオイルと塩などで味付けして、オーブンで焼くというお料理です。
とても簡単なのに、見た目が豪華で、そして食べ応えがあって、栄養バランスも良いという、良いことづくしの料理!
今回は、このぎゅうぎゅう焼きも含めて、お肉と野菜をオーブンでいっしょに焼くということで、野菜のオーブン焼きについて、考えてみたいと思います。
野菜のオーブン焼きでよくある失敗と失敗後の対処法
火の通りがバラバラ
かぼちゃや人参が硬い!
お肉が生焼け、でもネギは焦げ焦げ。
こんなこと、私は日常茶飯事なので全くめげませんが、普通は嫌ですよね。
こんな時は、焦げてしまったものは、焦げた部分をとることくらいしか対処法がないですが、生焼けのものは、取り出してもう一度焼けば良いんです。
オーブンで焼いても良いですが、根菜などが硬い時は、フライパンにフタをして蒸し焼きにすると早く火が通ります。
水分が多すぎて天板の上が水浸しになる
私、これ、やったんです。
ナスとズッキーニがいけなかったんですよ〜〜!
すごく水分が出たんです。
まあ、でもおいしかったんですけど。
もったいないから、汁を取っておいてパスタ作りました。
このパスタ、オーブン焼きの余った汁とプチトマトをフライパンに入れて火にかけ、ゆでたパスタも入れて混ぜるだけ。
本当においしかった!!
失敗万歳!
この他に、カレーの煮汁に加えるのもおいしいでしょうね。
味が薄い
オーブン焼きは焼く前にしっかり下味をつけないと、ぼーっとした味になっちゃうんですよね。
でも大丈夫!
テーブルで、各自が好きなものをつけて食べれば良いんですよ!
これ、結構使えますよ。
おばあちゃんはおしょうゆかけて、子どもはケチャップかけるなんてのもありです。
ウスターソースとケチャップとしょうゆを適当に混ぜてチンするだけでも、びっくりするくらいおいしいタレができちゃうので、自家製ダレもオツですよね。
レモンと塩、柚子コショウなんていうのもさっぱりして大好きです。
インスタ映えを期待したのに色が悪い
私、これもやりました。
このとっても素敵な色のナスは白ナスといいます。
オーブン焼きで、こんな色がいかせたらさぞかし美しいだろうと思ったんです。
焼いたら、見事に茶色!
野菜は加熱で変色するものも多いので、注意が必要です。
でも、焼いた後で色が暗くなったなと思っても、解決策はあるんです!
私はこの時、もうこれでよしとしたのでやらなかったのですが、あくまで鮮やかな色を追求したいという方は、バジルや大葉など生でも食べられるハーブや、レモン、きれいな色のミニトマトをオリーブオイルで炒めたものなどを後から少量添えるだけで、一気に色鮮やかです!
お味もむしろ、添えた方がおいしくなります。
失敗の多い私は、冷蔵庫にこれらを常備しております。
まあ、いばることじゃないですが…。
野菜のオーブン焼きでよくある失敗を予防する
では、今度は、どうしたら失敗なく最高のオーブン焼きを作れるか、考えてみたいと思います。
全てをちょうど良い焼き具合にする
同じ時間オーブンで焼いて、材料すべてが食べごろになるようにするわけです。
これは、食べごろになるのに時間がかかるものは、下ゆでするだけでいいんです。
じゃがいも、人参やかぼちゃ、レンコン、大きく切った玉ねぎなどは、茹でる・蒸す・レンチンするなど、しておきましょう。
水浸しになるのを避ける
水分の多い野菜を多用しない
これが一番の対策です。
具体的に言うと、
なす、トマト(プチトマトならOK)、ズッキーニ、しめじは、水分が多く出てしまうようです。
それほど量が多くなくても、これらの具材を使う時には、焼く皿も工夫が必要です。
天板よりは、深さのあるグラタン皿やオーブンで使えるフライパンやスキレットなどが安全です。
実は、水分が少ない具材の時も、天板は扱いにくいんです。
オーブンの天板は大きすぎて材料がたくさん必要ですし、運びづらいです。
私は、ル・クルーゼのキャセロールを使いました。
これは直火で炒めたり蒸したりもでき、そのままオーブンにも入れられます。
食卓に出してもおしゃれなんで、とても気に入っています。
このお鍋を、[必見]ビュッフェ キャセロール26cmをお得に買って楽しく使い倒す方法で、とびきり詳しくご紹介しています。
下味をつけたらすぐに焼く
下味をつけると、野菜から水分が出てきます。
ですから、オーブンを予熱しておき、下味をつけたら、水分が出る前に焼くようにしたいですね。
加熱時間は様子を見ながら決める
オーブンはメーカーや機種によって火力が異なります。
基本的には、予熱後に
150~170度で15~30分程度、200度で10分程度。
前半の加熱で具材にしっかり火を通し、後半にこんがり色よい焦げ目をつける感じでしょうか。
でも、食材や季節によっても変わりますので、必ず様子を見ながら加減するのが安全です。
ちょうどよい味付けにする
オーブン焼きは、ちょっと多めに塩をきかせた方がおいしいです。
下味が薄いと、ちょっとぼーっとした味になってしまうので、下味をしっかりつけるのがコツです。
ボールなどに具材を入れ、ニンニクのすりおろし、塩、オリーブオイルなどをしっかりと混ぜ合わせましょう。
ちょっと多めの塩がおいしさの秘訣です。
食欲をそそる見た目にする
きれいな色の野菜はたくさんあるのですが、
加熱後の色合いを予想して食材を選ぶことが重要です。
加熱すると変色しやすい野菜と、比較的変色しにくい野菜があるんです。
加熱しても色がそれほど変わらず美しく、オススメの野菜は、
などです。
夏野菜満載のオーブン焼き・レシピ
野菜のオーブン焼きは、とても自由で、作るのも楽しい料理。
最後に私の作ってみた夏野菜満載のレシピをご紹介しておきます。
たくさん水分が出ますが、余った汁は他の料理で使ってくださいね。
材料(5人分程度、直径26cmの平たい鍋)
- 白ナス(千両ナスなどで可)・・・・1本
- ズッキーニ・・・・・・1本
- プチトマト・・・・・・10個
- 豚ロース肉・・・・・・150g
- 小玉ねぎ・・・・・・3個
- 人参・・・・・・1本
- エリンギ・・・・・・2本
- 塩・・・・・・小さじ1.5
- オリーブオイル・・・・・・適量
- ニンニク・・・・・・1片
大まかな手順
豚肉は、前日から塩麹大さじ1弱に漬けておきました。
材料は全て一口大に切って、ニンニクはすりおろします。
小玉ねぎと人参は各2,3分レンチンして、柔らかくしておきます。
豚肉以外の材料をボールに入れて、オリーブオイルをひと回し、塩、おろしたニンニクも加えて、よく混ぜてから、耐熱皿やオーブン用の鍋に、肉とともに並べます。
オーブンを170℃に予熱し、170℃で18分、220℃で9分焼きました。
かなりぎゅうぎゅう詰めにしましたが、そのくらいでちょうど良い感じ。
並べ方は適当だったのに、結構きれいな焼き上がりでした。
というわけで、皆さんも、気軽に野菜のオーブン焼きを楽しんでくださいね。
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最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
料理以外の失敗も得意です!
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