グリーンピースの冷凍法3種比較・一番便利でおいしいのは?|ゴニョ研
こんにちは
グリーンピースが好きすぎて、いっしょにさやに入りたいガッツかよめです。
グリーンピースは美しい色とかわいらしいぷっくりした姿、甘くてほろ苦い複雑な味わいとで、大人気の春野菜ですね。
いろんな料理に使えて、とっても便利!
でも、収穫時期は春だけ。
世の中はどんどん季節感が薄れ、1年中出回る野菜が多いけれど、グリーンピースだけは春しか出回らないんです。
だからっ!!
冷凍して少しでも長く楽しみたいですよね。
冷蔵だと数日の保存期間が、冷凍なら1ヶ月!!
その上、凍ったまま調理可能といいことづくめ!!
でも、調べてみたら冷凍方法が3種類もあるんですよ。
・さやつきのまま冷凍
・さやから出して冷凍
・さやから出して豆をゆでて冷凍
そんな〜〜〜〜っ?!!!
どうすればいいの—–っ?
ということで、この3種の冷凍法の手間や使い勝手、味を比べてみることにしました。
グリーンピースは冷凍が断然便利! 3種の冷凍法は?
改めて、冷凍法3種はこんな風です。
- 生のままさやつきで冷凍する
- 生のまま、豆をさやから出して冷凍する
- さやから豆を取り出し、ゆでて冷凍する
では、この3つの方法でグリーンピースを冷凍してみたいと思います。
生のグリーンピースのおいしいゆで方
ゆでて冷凍するグリーンピースのゆで方はこんな風です。
- さやから豆を取り出し、小さじ1の塩をまぶします。
こうすることでアクがとれ、色鮮やかに仕上がります。 - 小さめの鍋に3カップ程度の湯をわかし、沸騰したら豆を入れて2分ゆでます。
- 火を止めて、ゆで汁に浸したまま粗熱を取ります。
豆の量に対し3カップの湯が多すぎて、なかなか冷めなかったので、火を止めた後、湯の量を半分程度にしました。
これ、写真の色は一切編集していないんですけど、とってもきれいな色でしょう?
冷めたらザルにあげ、よく水気を拭いて冷凍保存用の袋に入れて冷凍しました。
冷凍するときの注意点
ゆでないで冷凍するものは、さやごと、あるいは豆を取り出して、さっと水洗いして、よく水気を拭き、冷凍保存用の袋に入れて冷凍しました。
冷凍するときの注意点としては、
・鮮度の良い状態で冷凍する
・しっかりと水気をとる
・なるべく空気をぬく
の3点です。
3種とも同時に冷凍し始め、24時間冷凍庫に保存しました。
冷凍した3種のグリーンピースを解凍してみた
さあ、いよいよ3種の冷凍法を比べてみます。
水気の拭き方がちょっと雑だったのか、霜がついていますね。
今回は特に味付けしたりせず、ゆでるだけの調理で豆の味をしっかり比較しようと思います。
ゆでずに冷凍したグリーンピースのゆで方
ゆでずに冷凍したものは、上記の「生のグリーンピースのおいしいゆで方」と同じ手順でゆでようと思っていたんです。
ところが、
塩をまぶすのを忘れ、熱湯に小さじ1の塩を加えてゆでてしまいました!
その他の手順は、生のグリーンピースのゆで方と同じです。
つまり
(1)さやつきのものは凍ったままさやから豆を取り出します。
うまく取り出せない場合、少しだけ室温で置いておきます。
(2)カップ3の水を沸騰させ塩小さじ1を加えて、凍ったままの豆を入れて2分ゆでます。
(3)2分たったら火を止め、半分の量にしたゆで汁につけたまま粗熱を取ります。
ゆでて冷凍したグリーンピースの解凍
ゆでて冷凍したグリーンピースは、沸騰した湯に凍ったままの豆を入れ、火を止めて、そのまま冷ましました。
いよいよ3種の冷凍グリーンピースの比較
上の3種の冷凍法のグリーンピースを並べて比較すると、色や形、ツヤなど外観は、3種にはっきりとした違いはみられないような気がします。
どれも色鮮やかでぷっくりとおいしそうです。
解凍直後に1人で食べ比べ
小皿に取って並べてみると、さやつきのまま冷凍したものが最もハリとツヤがあるような気がします。
では、食べ比べてみます。
食感は
- さやつきは中は軟かいが、やや皮が硬い
- ゆでは全体的に軟らかい
- むきは、その中間
味は
- ゆでが最も甘い
- 残る2つは同じ
というように感じました。
解凍3時間後に家族で食べ比べ
3時間ほど、冷蔵庫でゆで汁につけたまま保存し、夕飯の食卓に出しました。
そうしたら、解凍直後とは、味も食感もまたちょっと変わっていました。
ゆでて冷凍したものは、さらに軟かい食感になり、ちょっと水っぽい感じ。
さやごと冷凍したものは、皮が硬い食感は残りつつも、解凍直後より軟らかくなっていました。
ポンポンとアラサーには、調理法を知らせず試食してもらいました。
あとの2つはどっちも好き。
でも、3種の冷凍法はそれぞれ、それなりにおいしく、どれが好きかは個人の好みによるかもしれないという感想でした。
この点は、私もそう思いました。
3種の冷凍法の味と食感の比較・まとめ
まとめると、
- ゆでて冷凍:解凍直後は甘みがあり、軟らかくておいしい
解凍数時間後は水っぽい - さやつきで冷凍:解凍直後は若干皮が硬い
解凍数時間後は程よい軟らかさ - むいて冷凍:特に気になるところはなく、上記2つの中間の食感
でも3種とも、どれも十分おいしく食べられるレベルでした。
3種の冷凍法の手間の比較は?
冷凍するときの手間は、考えるまでもなく、さやつきが最も手間なし、次がむくだけ、一番手間がかかるのがゆでて冷凍です。
次に解凍時ですが、さやつきは凍ったままでさやから取り出すのは、凍っていない時より少し手間といえば手間です。
後の2つの、むいて冷凍とゆでて冷凍は、どちらも手間は変わりません。
時間的には、ゆでて冷凍したものは冷凍前に加熱済みなので、むいて冷凍したものより2分ほど短い時間で調理が終わります。
もう一つ、今回はゆでるだけの調理でしたが、炒めたり煮たりという調理をする場合は、ゆでずに冷凍したグリーンピースでも、凍った豆を下ゆでせずにそのまま調理できます。
3種の冷凍法の手間の比較・まとめ
つまり、手間がかからない順に並べると
冷凍時は
- さやつきで冷凍
- むいて冷凍
- ゆでて冷凍
解凍時は
- ゆでて冷凍
- むいて冷凍
- さやつきで冷凍
ということになりました。
グリーンピース3種の冷凍法比較・結果のまとめ
食感では、一番歯ごたえがあるのがさやつきで冷凍、一番軟かいのがゆでて冷凍する方法です。
味としては、解凍直後はゆでて冷凍する方法が最も甘みが感じられるものの、解凍後時間がたつと若干水っぽい味になりました。
一方解凍後時間がたつと、さやごと冷凍する方法に最も甘みが感じられました。
ただ、これらの味や食感の差は、ゆでる前に塩をまぶしたか、ゆでるときに塩を入れたかの違いによる可能性も否定できません。
手間としては、冷凍するときに最も手間がかかるのはゆでて冷凍する方法で、解凍で最も手間がかかるのはさやつきで冷凍する方法です。
結局どうすればいいのか、よく分からんですが…。
なので、私の意見を加えておきますね。
グリーンピースは、どの冷凍法でも、それなりにおいしく、好みや調理する人の都合にあったものを選べば良いのかなと思いました。
冷凍するときに時間がない方はさやつきで冷凍し、共働きなどで、解凍後の調理時間がとにかく短い方がいいという方は、ゆでて冷凍するのがいいのではないかと思います。
それがどっちでもいいという方は、より軟かい方が好みの方はゆでて冷凍、歯ごたえがあるのを好まれる方はさやごと冷凍がいいでしょう。
グリーンピースのさやからダシをとるレシピもご紹介しています。激うまだけど、超簡単!!
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突然ですが、グリーンピースがおいしい季節は人参もおいしい!!
たくさんの人参のレシピや、新鮮なうちにおいしく使い切るためのアイデアを、人参大量消費! おいしくたくさん食べるレシピ23選とアイデア5つでご紹介しています!
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
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