コリンキーのおいしい食べ方・やみつきコリコリ食感をお手軽に|ゴニョ研

2021年7月11日とにかく野菜たっぷり料理

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60代も間近、毎日肩こりに悩まされている、野菜偏愛ブロガー・ガッツかよめです!

肩を回したり、湿布を貼ったり、冷やしたり温めたり、温泉に入ったり、たたいたりもんだり噛みついたり、もう本当にいろいろやってきました。

アラサー娘

なめるといいって聞いたよ。

いやあ、コリって全然改善しませんね。
だから、肩こりの治療薬みたいなコリンキーという名前は魅力的です。

夫ポンポン

よくわかりませんけど…。

コリンキーって、生で皮ごと食べられるの便利さコリコリ食感で人気なんですが、ちょっと食べ方を工夫するとさらにぐっとおいしくなるんですね。

そこで、コリンキー研究300年の私、ガッツかよめが、あなたにとっておきのコリンキーの食べ方を、詳しくていねいにお話ししようと思います。

夫ポンポン

コリンキーは2002年に登録された野菜です。

コリンキーとは?

コリンキーとは、2002年に登録された新しいかぼちゃの1種です。 オーストラリアの品種「B625」と日本の加賀野菜「打木赤皮栗(うつぎあかがわくり)かぼちゃ」から作られました。
サラダかぼちゃとも呼ばれ、皮ごと生で食べられるというのが特徴です。

コリンキーの味や食感は?

日本で一般的に出回っている栗かぼちゃと比べると、肉質はやや水分が多くやわらかいです。これは、一般的なかぼちゃは熟してから収穫されるのに対して、コリンキーは未熟な状態で収穫するからです。

生で食べるとコリコリとした歯ごたえがあります。加熱すると少しねっとりした感じになり、栗かぼちゃのようなホクホク感はありません。

コリンキーの味は淡白で、バターナッツかぼちゃのような強い甘味はありませんが、ほんのり甘いです。
気になる人と気にならない人がいるとは思うんですが、きゅうりに似た青臭さがあり、私は生で食べるならちょっと濃い味をつけたくなります。

コリンキーの旬はいつ?

コリンキーの旬は、5月下旬から6月ごろです。

コリンキーの調理法は?

コリンキー切り方

コリンキーは、なんだか切るのが難しそうに見えますが、実は栗かぼちゃに比べれば、ずっとやわらかく、実とワタも離れやすく、とっても扱いやすいかぼちゃです。

まず、縦に半分に切ります。

種とワタを除きます。
大きめのスプーンを実とワタの境目に差し込んで、境目に沿ってぐいぐいと動かすと、簡単にワタが外れます。

栗かぼちゃを切っていると、か弱い私はときどき、包丁が入ってしまって抜けなくなり困ることがあります。

夫ポンポン

恐るべし栗かぼちゃ。

アラサー娘

怪力ガッツの宿敵だな。

コリンキーなら、スパッと切れちゃって気分爽快だし、ワタも簡単に取れます。

コリンキーのおいしい食べ方を独断と偏見でランキング

コリンキーは生で食べるイメージが強いですが、加熱調理でも工夫次第でおいしく食べられます。
私が試した限りで、しかも私の主観で、おいしい食べ方ベスト3は、

  1. しょうゆ漬け
  2. レモンを効かせたサラダ
  3. ポタージュスープ

です。

コリンキーは、確かに生の歯ごたえが楽しいんですが、ちょっと青臭さがあるので、パンチのある味つけで青臭さを消した方がおいしく食べられます。なので、コリンキーを生で食べる場合は、唐辛子、レモン、ブラックペッパーなどを効かせた方が、塩だけなどよりも食べやすいんですね。コリンキーだけでなく、ほかの野菜を混ぜるのも効果的です。

加熱する料理は、ポタージュスープのほかにフリッターと、オリーブオイルでのソテーも試しましたが、バターナッツかぼちゃほど甘くないし、栗かぼちゃほどホクホクしていない。

味があっさりしていて、加熱時の食感はちょっと水っぽいので、私としては、甘いにんじんを加えてポタージュにするのが、加熱調理の中では一番おいしいと思いました。

生でも加熱でも! コリンキーのおいしい食べ方厳選レシピ集

では、ここからはコリンキーを使ったレシピをご紹介していきます。

コリンキーのしょうゆ漬け

まずはお漬物から。
なんといってもコリンキーは皮も食べられるので、お漬物はびっくりするほど手間なしでできちゃうんです。
お漬物は皮ごとザクザク切って調味液と混ぜて放置するだけなので、手間なしです。

材料(大人3~4人分)

  • コリンキー・・・・・・1/4個(130g)
  • ○しょうゆ・・・・・・大さじ2
  • ○はちみつ・・・・・・大さじ2
  • ○酢・・・・・大さじ1
  • 赤とうがらし・・・・・・1本

切ったコリンキーを合わせ調味料の中につけておくだけ。
本当に簡単にできちゃいます。

詳しいレシピは、コリンキーの漬物2種・簡単絶品お箸がとまらな〜〜いでご紹介しています。

コリンキーの塩麹漬け

コリンキーの塩麹漬けなら、しょうゆ漬けよりさらに簡単!
これも、塩麹がうまく青臭さを消してくれて、ポリポリいくらでも食べられるお漬物です。

詳しいレシピは、コリンキーの漬物2種・簡単絶品お箸がとまらな〜〜いでご紹介しています。

コリンキーのカルパッチョサラダ

さて、お次はサラダです。
コリンキーをサラダにするなら、ちょっとパンチのあるハーブや調味料を使うとおいしくなるので、ぜひお試しください。

鮮やかなコリンキーの黄色とトマトの赤とのいろどりが楽しいこのコリンキーのカルパッチョサラダは、味もさわやかです。

材料もコリンキー、たまねぎ、トマト、レモン汁と調味料だけ。
野菜を切ってさらに並べ、調味料をかけるだけだから至って簡単です。

詳しいレシピコリンキーのサラダ3種・ポリポリ食感を超簡単に楽しもうでご紹介しています。

コリンキーの豚こま炒めのせサラダ

もう少しボリューミーにするなら、炒めた豚肉をのせちゃう、コリンキーの豚こま炒めのせサラダをどうぞ。

こちらも材料は、コリンキー、豚肉、玉ねぎ、しめじ、ごま油、調味料、と、とってもシンプルです。

詳しいレシピコリンキーのサラダ3種・ポリポリ食感を超簡単に楽しもうでご紹介しています。

コリンキーとキャベツのツナサラダ

もうひとつ、とっても簡単なサラダをご紹介します。
コリンキーとキャベツのツナサラダです。

野菜を切ったら塩にして、マヨネーズであえるだけなので、とっても簡単!
でも、さっぱりしてシャキシャキ感が抜群!
作り置きもできてお弁当にも入れられて便利です。
詳しいレシピは、コリンキーとキャベツのツナサラダ・シンプル簡単さっぱりおいしいでご紹介しています。

コリンキーと人参でポタージュスープ

コリンキーは、炒めたり煮たり焼いたり揚げたりしても、生とはまた違った食感を楽しむことができます。
コリンキーの大きさは個体差があるようですが、1個全てを生で食べると、ちょっと飽きてしまうかもしれません。生で食べて、残ったらぜひ煮たり揚げたりしてみてください。

このコリンキーとにんじんのポタージュは、冷たくして食べてもおいしいのがうれしいです。
材料は、コリンキー、にんじん、牛乳、お好みで生クリーム、味つけは塩だけです。
冷蔵保存なら2〜3日、冷凍保存なら1ヶ月程度もつのも便利です。
お魚やお肉のソテーと組み合わせれば、栄養バランス最高の組み合わせですね。

詳しいレシピあま〜い! コリンキーとにんじんのポタージュスープ・冷製もでご紹介しています。

コリンキーとズッキーニのフリッター

フリッターは、西洋風の天ぷらという感じでしょうか?
ちょっとたっぷり衣をつけても、天ぷらのように重たくならず、スナックみたいにパクパク食べられます。
衣の材料は、薄力粉、卵、牛乳です。
お子さんのおやつにもお酒のおつまみにもぜひ。

このズッキーニとコリンキーのフリッターの詳しいレシピズッキーニとコリンキーのフリッター・ふわふわジューシー! 新食感でご紹介しています。

コリンキーとしらす干しの揚げないかき揚げ

これはコリンキーとしらす干しをかき揚げにしたものですが、油で揚げずにオーブントースターやオーブンで焼いて作れます。
サクサクで軽い食感のかき揚げができあがりますが、油の後片付けもなく、コンロ周りも汚れず少量でも手軽につくれるのが最高です。

コリンキーとしらすの揚げないかき揚げの詳しいレシピコリンキーとしらすの揚げないかき揚げ・オーブントースターで楽々でご紹介しています。

コリンキーの皮や種やワタの活用法は?

コリンキーの種はやわらかく、取り除かずにつけたままで揚げたり焼いたりして食べることもできるようです。
そのほか、種だけを炒って食べることもできるとか。
でも私のおすすめは、コリンキーの種やワタでだしを取ることです。

上でご紹介したポタージュスープでは、コリンキーの種とワタと皮を使ってだしを取りましたが、とっても良いだしが出るんです。
種とワタを分離する必要もなく、種がワタに埋もれているような状態のまま、ドッカンと鍋に入れて弱火にかけるだけ。

アラサー娘

オレンジ色の帯みたいなものは何?

ガッツかよめ

にんじんの皮もいっしょに入れてだしを取ったんだよ。

アラサー娘

へ〜〜。野菜くずってなんでもいいだしが出るの?

ガッツかよめ

キャベツやブロッコリーの芯は向かないし、香りの強い野菜もやめた方がいいみたい。

とってもお手軽にエコな料理ができちゃうので、本当におすすめ。
私は、かぼちゃの種やワタは捨てないで冷凍しておき、たまったらスープに使っています。

これ、実はバターナッツかぼちゃでもやりました。

バターナッツかぼちゃを丸ごと使うポタージュスープ・本格レシピ

コリンキーの保存法

コリンキーはそれほど日持ちしません。 新聞紙で包むかポリ袋に入れるなどして、冷暗所または冷蔵庫の野菜室で保存し、1週間くらいを目安に食べきりましょう。
カットしたものは、種とワタを取ってラップで包むか保存袋に入れ、冷蔵保存して3,4日のうちに消費します。
コリンキーを冷凍することもできますが、冷凍するとどうしても食感が悪くなるため、生で食べるのはおすすめできません。
ポタージュスープなどにするなら、適当な大きさに切ってレンジ加熱したものを、冷ましてから冷凍用保存袋に入れて冷凍すると便利です。冷凍すれば1ヶ月程度はおいしく食べられます。

コリンキーの購入法は? どこに売ってるの? 通販で買える?

コリンキーは、一般的なスーパーではあまり見かけないかもしれません。
でも、デパートやちょっとお高めのしゃれたスーパーなら見つかる確率は高いのではないでしょうか?
ファーマーズマーケットや道の駅、農家の直売所などでは、よく見かけると思います。
通販だったら、なんといっても食べチョクがおすすめ。

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農家さんから直接買えるからお得だし、ほかのお野菜といっしょにお取り寄せするのも楽しいです。

コリンキーの値段は?

コリンキーは1個300円くらいから買えます。
ただし通販だと、送料がかかってしまいます。
重さが500g~1kg程度、長さが17,8cmほどですから、遠いところだと、かなりなもので、これが悩みの種ですよね〜。

元気が出るいろどりとさわやかな食感のコリンキー! 見つけたらゲットして

簡単に調理できて、さわやかな色合いのコリンキーは、食卓を元気にしてくれる野菜ですね。
ご紹介したように、生だけでなく、煮たり揚げたりもなかなかオツです。

見かけたら、ぜひおうちに連れて帰って、コリンキー君をお料理してあげてください。

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。