[初心者さん大歓迎]生食できる野菜と全部5分以内のおいしい食べ方18選|ゴニョ研

2021年2月16日超簡単料理

こんにちは
野菜料理研究歴30年以上、野菜に人生を捧げたガッツかよめです。

「野菜を食べた方がいいのは分かるけど、なんかめんどくさそう…。」

そう思うあなた、そんなこと、ぜーんぜんないんです。
生で、パパッと食べられる野菜って、ほーんとにたくさんあるんですよ!!

アラサー娘

大根丸かじりは無理じゃね?

というわけで、おいしく生食できる野菜と、その超簡単な食べ方を、お料理初めての方にもできるように、わかりやすく、ご紹介していきますね。

野菜を生食するときの下処理

お料理初めてという方のために、最初にちょっとだけご案内しておきます。

夫ポンポン

じゃあ、私はここはすっ飛ばします。

アラサー娘

ポンポンは、レタスとキャベツの区別がつかないよね?

生で食べるときの野菜の洗い方

野菜は全て、水を張ったボールの中で水を流しながら、ていねいに洗います。
各野菜の調理の項目では、特別な洗い方をする野菜以外は「洗う」という記載はありませんが、全て洗ってください。

特に、根元やヘタの部分などに土や汚れが残っていないか、確認しながら洗いましょう。
その後、ザルなどにあげて水気を切り、ペーパータオルで水分をしっかり拭き取ると、おいしく食べられます。

調理法の書き方について

ざく切り、拍子木(ひょうしぎ)切りなどの用語はあえて使わず、料理初心者の方向けに、細かく具体的に説明しています。
お料理ベテランさんにはかえってわかりにくいかもしれませんが、お許しくださいね。

夫ポンポン

構わんよ。

アラサー娘

拍子木切りってわかるわけ?

ガッツかよめ

アラサーも知らんよね…。

それから、調味料の分量は書いてありませんが、味見をしながら調節してください。

アラサー娘

味見ならまかせろっ!!

夫ポンポン

調節が…。

さて、前置きはこのくらいにして、生食できる野菜と、一番簡単でおいしい食べ方をご紹介していきます。

生食できる野菜と、おすすめの簡単な食べ方

ミニトマトとトマト

ミニトマトなら、もう洗うだけで食べられます。
トマトは縦半分に切って、放射状に等分に切り分けます。トマトの大きさにより、4〜8等分にし、ヘタの部分を切り落とします。

アラサー娘

上の写真とこの写真の落差がすごくね?

夫ポンポン

なぜ7等分かも不明です。

レタス

1人分2枚程度の葉っぱをはがしてよく洗い、ペーパータオルで拭いてから、大きめの一口大にちぎります。
しょうゆとマヨネーズと酢を混ぜたものをかけるのが、おすすめです。
お好みで刻みのりやもみのりをのせたり、七味をふると、さらにおいしくなります。

キャベツ

1人分2枚程度の葉っぱをはがしてよく洗い、ペーパータオルで拭いてから、芯の部分は切ってのぞき、葉を大きめの一口大にちぎります。
すりおろしニンニク(チューブでもOK)・中華スープの素・塩・ごま油を混ぜてかけるとおいしいです。ミソをつけたり、焼肉のタレをかけて食べるのもおすすめです。
芯の部分はかたいので、煮えやすい大きさに切って、味噌汁や煮物などに使うのがおすすめです。

新玉ねぎ

新玉ねぎは春頃に出回る玉ねぎで、やわらかく苦味がなく、本当に生がおいしいんです。

おすすめはスライスオニオンです。
2,3分、水につけててから皮をむき、縦半分に切ってから、頭を5mmほどと根の部分とを落とし、断面を下にして置き、繊維に直角になるべく薄く切ります。しょうゆと花かつお、お好みでオリーブオイルかごま油を少々かけて食べると絶品です。

写真は、練り梅(チューブでOK)をみりんによくとき、これを切った玉ねぎと混ぜた合わせました。
酸っぱいのが好きな方には最高のごちそうです。
上にのっているのは青じその葉を細く刻んだものですが、なくてもおいしいです。
新玉ねぎでなく、年中出回っている玉ねぎ(ひね玉ねぎ)でもできますが、苦味が苦手な方は、切ってから水にさらして、よく水気を切ってから食べると良いです。

水菜

しっかり洗って、根元から1~2cmほどのところを切り落とし、ペーパータオルで水気を拭き取り、3cmほどの長さに切って器に盛り、あればツナ缶をのせ、ポン酢とごま油をかけます。

余力があったら、薄く切った玉ねぎをのせるとおいしいです。

おかひじき

あまり見かけないかもしれませんが、おかひじきは、生でも加熱でもおいしく、本当に使いやすい野菜なので、見かけたらぜひゲットしてください。旬は4〜5月ですが、それ以外の時期でも見かけることがあります。

洗って、大きいものは切り、わさび(チューブでOK)・マヨネーズ・酢・しょうゆを混ぜたものをかけるとおいしいです。

写真のサラダは、ささみを添えました。
詳しいレシピは、おかひじきの食べ方!基礎から絶品レシピまで・農家さんに聞いた!でご紹介しています。

ピーマン

炒め物が定番のピーマンは、実は生で食べてもとってもおいしいです。
種とワタを取る時は包丁使わない方が楽です。
ピーマンを縦に2つに切って、ヘタを手でつまんで下へ引くように取り、残ったワタもつまんで取り、種はピーマンを裏返してたたくくと取れます。
細く切って花かつおとしょうゆをかけるだけで、大人の箸休めの出来上がり。

ピーマンは生で食べよう!極ウマ簡単レシピ10選・農家さんに聞いた!では、ほかにもピーマンをおいしく生で食べる調理法をご紹介しています。

パプリカ

パプリカは、ピーマンより苦味が少なく、甘くフルーティーなので、生食にもってこいの野菜です。

ヘタを手で折るようにして取り、ワタを種ごとつまんで取り、細く切って、塩とオリーブオイルとレモン汁をかけて食べるのがおすすめです。
生ハムやサーモン、帆立のお刺身などといっしょにサラダにすると、とってもおいしいです。

水ナス

年中スーパーに並ぶ千両なすに比べ、ちょっとふっくらして丸みを帯びた形の水ナス。

旬は夏で、生が一番おいしい野菜です。

手でさいてお好みのタレをつけて食べます。
タレは、練り梅・みりん・オリーブオイルを混ぜたものが最高です。

その食べ方最高?! 水ナスの刺身の超うまい食べ方はコレ!では、水ナスの刺身のさき方、何種類ものタレのレシピなどをご紹介しています。

ズッキーニ

ズッキーニはズーパーなどでも見かけるようになりました。
かぼちゃの仲間ですが、生でも本当においしく、煮込んでも炒めても最高で、夏にはぜひ食べたい野菜です。

ヘタと実の先端の部分は切り落とし、薄く切って皿に並べ、オリーブオイルと塩と、あればレモン汁をかけます。

別にきれいに並べなくてもおいしく食べられますが、きれいに並べると、本格料理みたいで楽しめます。

ズッキーニを生でサラダに・切るだけ!おしゃれでうまい!では、ズッキーニを生でおいしく食べるレシピをご紹介しています。

ねぎ

ねぎは青いところも白いところも、生でおいしく食べられます。
ネギ1本の根の部分を落とし、15cm程度に切ってそろえ、右端から薄い輪切りにして器に盛り、しょうゆ・ごま油・ごま・七味をかけます。
このおつまみが、とってもおいしいんです。

レシピというほどのものはいらない料理ですが、超簡単30秒!! ねぎだけのつまみ! プチレシピで、詳しい作り方をご紹介しています。

生で食べられないネギについて
スーパーなどで一般的に売られているねぎは、ほとんど生でも加熱でもおいしく食べられます。

ただ、冬にしか出回らない、白いところがとっても太くて長い、加賀群のねぎは、加熱向きなので、注意が必要です。

下仁田ネギとか一本ネギなどは、この加賀群のねぎで、生食すると辛いので、加熱して食べるのがおすすめです。

葉しょうが

葉しょうがは、小さな新しょうがを葉付きのままの収穫したものです。薬味によく使う根しょうがに比べてやわらかく、辛味が少なくて食べやすいのが特徴です。

葉しょうがは、根元を1本ずつ分けて薄皮をむきます。
長ければ、適当な長さに切り、器に盛ります。
みそ大さじ1・みりん小さじ1・砂糖小さじ1を混ぜて、つけて食べると最高のおつまみです。

人参

スティックサラダが簡単でおいしいです。
皮をピーラーでむき、食べやすい長さに切って8等分にして棒状に切り、器に盛ります。
マヨネーズやみそマヨネーズ、粒マスタードとマヨネーズを混ぜたものなどをつけて食べます。

きゅうり

きゅうりもスティックサラダで食べられます。
両端を切り落として、食べやすい長さに切ってから縦4等分にします。
器に盛って、マヨネーズ、みそなどをつけて食べます。
きゅうりは、丸かじりもできなくはないですね。

カイワレ菜

根を切り落とし、束のまま持って水を張ったボールの中でふり洗いしてザルにあげた後、ペーパータオルなどで水気を拭きます。
長さを2等分して器に盛り、ポン酢とごま油をかけ花かつおをのせるとおいしいです。

冷奴にのせても良いですね。

パセリ

お刺身の付け合わせくらいでしか、見かけないパセリですが、パセリだけを食べても、なかなかいけるんです。
食べやすい大きさにちぎり、しょうゆやわさびじょうゆをつけるだけです。

ミツバ

根を切り落とし、束ねた状態で持ってよく洗い、ペーパータオルなどで水気を拭き、3cm程度の長さに切って器に盛り、ポン酢とごま油をかけ花かつおをのせます。
カニカマやちくわなどを細く切って加えると、さらにおいしくなります。

青じその葉(大葉)

いろどりとして、もっぱら脇役が多い青じその葉ですが、立派な緑黄色野菜です。
私は広げた青じそ1枚に、練り梅をちょっとのせて、そのままパクッと食べるのが好きです。

ほかにも生で食べられる野菜はある

以上は、生で食べられる野菜の中でも、下処理が簡単なものだけを選んでご紹介しました。
まだ、生で食べられる野菜はたくさんあります。
また、サラダほうれん草など、従来は加熱調理向きであった野菜が品種改良され、サラダ向きのものが開発されたケースもあります。
全てはあげられませんが、生で食べられる野菜は、上のもののほかに、こんなものがあります。

白菜、れんこん、春菊、イタリアンパセリ、オクラ、かぶ、カリフラワー、なす、青梗菜(チンゲンサイ)、セロリ、大根、冬瓜(とうがん)、バジル、フェンネル、ミント、ルッコラ、高菜、かつお菜、アイスプラント、コリンキー、コールラビ、ケール、トレビス、ラディッシュ、山芋

生で食べられない野菜

ついでに、生で食べられない野菜、というか、生で食べることをおすすめできない野菜をあげておきます。

ジャガイモ、里芋、さつまいも、ごぼう、もやし、きのこ類、ブロッコリー、たけのこ、モロヘイヤ、ツルムラサキ、空芯菜

生で簡単に食べられる野菜はいっぱいある!

いかがだったでしょう?
生で、簡単に食べられる野菜って、本当にたくさんありますよね。
ピーマンやズッキーニなど、ふだん加熱するのが当たり前と思っているような野菜でも、生が意外においしいんです。
「カップラーメンしか無理」というくらい疲れ切った日でも、「ピーマンを1個切ってしょうゆと花かつおをかける」ことなら、できそうですよね。

どうか、生で簡単に食べられる野菜を活用して、栄養バランスを整えてください!

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最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。