冬瓜丸わかり! 和洋中厳選レシピ11選・皮のむき方やワタの活用法も|ゴニョ研

2020年8月30日とにかく野菜たっぷり料理

こんにちは

冬瓜が大好きで、毎日ボールペン代わりにしているガッツかよめです。

アラサー娘

太字だね!

冬瓜って、なんか敬遠されがちじゃないですか?
重いし、味も淡白だし、ほら、皮むくのが大変じゃないの?

ガッツかよめ

そんなことはないっ!!

夫ポンポン

落ち着いてね。

冬瓜は皮をむくのもワタをとるのも簡単
ワタもおいしく食べられるんです!!
そして、生でも炒めても煮てもおいしくて、和洋中いろんなレシピに大活躍できるんですよ。

とっても簡単な冬瓜の切り方

大きな冬瓜は、スーパーなどでは切って売られているので、丸ごと処理する必要はないかもしれません。

ミニ冬瓜なんていうのもあって、こちらはお手軽そう。
このミニ冬瓜でも巨大な冬瓜でも下処理の方法は同じなので、ミニ冬瓜でやったところをご紹介していきます。

両方の端を切る

まず、切れない包丁だと危ないので、切る前に包丁は研いでおいてくださいね。
洗った冬瓜をしっかり押さえて端を切ります。
この後に立てて半分に切るので、なるべく端に近くて安定して立てられるところで切りましょう。

立てて半分に切る

まな板の上に冬瓜を立て、半分に切ります。

3cm程度の長さに切ってから皮をむく

煮物にするときは、皮を厚めにむく方が食感がやわらかくなります。
3cm程度の長さに切ったら、それをまな板の上に立てて皮をむきます。

一方、漬物などでは皮を薄めにむいて、シャキッとした食感を楽しむのも良いですね。
薄めにむく時も、1回にむく幅を細くすれば上の方法でできますが、リンゴなどの皮をむくように実を持ち上げて皮と実の間に包丁を入れた方が薄くむけます。
厚くむくときは実に緑の部分が残らないように、薄くむくときは実に緑色が残るくらいにむきます。

皮は、かなり硬いですがキンピラにすることもできますよ。

詳しいレシピは、冬瓜の皮のきんぴら!プチレシピへ。

ワタの取り方・ワタはお味噌汁に入れると絶品!

ワタは、皮をむいてから、大きめのスプーンをワタと実の間に差し込んで取ると、簡単に取れます。

そして、ワタはお味噌汁に入れるとおいしい!!
チュルッとした食感が最高なんです。
私の大好きなお味噌汁の実のひとつです。

ワタの中にも種があるので、これも取ってからダシに入れて、ほかの具材といっしょに煮るだけです!

アラサー娘

種の取り残しが味噌汁に浮いてる…。

上のリンクで、種の取り方も、お味噌汁に入れるときのコツもご紹介しています。

冬瓜のレシピ・生食編・サラダもお漬物もおいしくって手軽!

冬瓜は煮物のイメージが強いですが、生でも食べられます。

冬瓜とカニカマの簡単サラダ・柚子こしょうドレッシングのレシピ

材料(大人2人分程度)

  • 冬瓜・・・・・・・・・正味100g程度
  • 水菜・・・・・・・・・1/2束(100g程度)
  • カニ風味カマボコ・・・・・・・・・5本
  • 玉ねぎ・・・・・・・・・少々
  • ミニトマト・・・・・・・・・適量
  • 塩・・・・・・・・・少々
  • ⚪︎しょうゆ・・・・・・・・・大さじ1.5
  • ⚪︎酢・・・・・・・・・大さじ1.5
  • ⚪︎砂糖・・・・・・・・・小さじ1
  • ⚪︎柚子コショウ・・・・・・・・・小さじ1/3
  • ⚪︎なたね油・・・・・・・・・大さじ1

あっという間にできちゃうけど、冬瓜を生で、ほかの野菜といっしょに、おいしくたくさん食べられるレシピです。
薄く切った冬瓜の上にのせる野菜は、写真では水菜を使っていますが、青じその葉でもレタスでも、お好きな野菜で作ってみてください。
ドレッシングもお好みで、柚子コショウのほか豆板醤やわさびなども合いそうです。

詳しいレシピは、冬瓜とカニカマの簡単サラダ・柚子こしょうドレッシングのレシピへ。

冬瓜の塩麹漬けのレシピ・超簡単!

冬瓜は、お漬物もいけます。
レシピというほどのものはないんですが、冬瓜の皮をむいてワタを取って、3mm程度の薄切りにし、冬瓜正味150gに対して小さじ2の塩麹を保存袋に入れ、塩麹を冬瓜にまんべんなくまぶして、空気を抜いて封をし、冷蔵庫に入れたら数時間でもう食べられます。

すごくさっぱりしていますが、甘みがあります。

冬瓜のレシピ・加熱編・和洋中の煮物に炒め物に!

冬瓜と豚ミンチのしょうがあんかけパスタ・レシピ

材料(大人2人分程度)

  • 冬瓜・・・・・・・・・正味240g
  • 豚ひき肉・・・・・・・・・150g
  • スパゲッティ・・・・・・・・・200g
  • しょうが(絞り汁)・・・・・・・・・大さじ1
  • ※青みの野菜・・・・・・・・・適宜
  • ⚪︎砂糖・・・・・・・・・小さじ2
  • ⚪︎みりん・・・・・・・・・小さじ2
  • ⚪︎酒・・・・・・・・・小さじ2
  • ⚪︎しょうゆ・・・・・・・・・大さじ2
  • 水・・・・・・・・・100ml
  • ⚪︎片栗粉・・・・・・・・・大さじ1
  • ごま油・・・・・・・・・小さじ2
※青みの野菜は、夏なら青じその葉、冬なら水菜などですが、オクラや枝豆をさっとゆでるなど、おうちにあるものを使ってください。また、なくても大丈夫です。

冬瓜をちょっと濃いめの味つけの炒め煮にすれば、パスタともよく合います。
冬瓜とミンチで、しょうがが香るあんかけパスタです。
冬瓜に肉のうまみと甘辛味が染み込んで、フォークが止まらないおいしさですよ。
簡単にすぐできるので、休日ランチに、ぜひどうぞ。

詳しいレシピは、冬瓜と豚ミンチのしょうがあんかけパスタ・レシピへ。

冬瓜とイカのなんちゃってトマト煮・レシピ

材料(大人2~3人分程度)

  • 冬瓜・・・・・・・・・正味300g
  • ベーコン・・・・・・・・・60g
  • トマト・・・・・・・・・2個
  • 玉ねぎ・・・・・・・・・1/4個
  • イカ・・・・・・・・・2ハイ
  • しめじ・・・・・・・・・1/2パック
  • ニンニク・・・・・・・・・1片
  • 酒(白ワインでも日本酒でも)・・・・・・・・・大さじ1
  • ケチャップ・・・・・・・・・大さじ1〜2
  • 塩・コショウ・・・・・・・・・少々
  • オリーブオイル・・・・・・・・・大さじ1

冬瓜をイカとトマト煮にすると、とってもおいしいんです。
手軽にパパッとできる、なんちゃってなトマト煮なのに、わりと本格的な味が楽しめます。
パンにもご飯にもパスタにもぴったりです。

アラサー娘

わりと本格的だった!

夫ポンポン

冬瓜とは知りませんでした。

ガッツかよめ

いつも何食べてるかわかってないよね…。

詳しいレシピは、冬瓜とイカのなんちゃってトマト煮・レシピへ。

冬瓜と牛こまのカレー・節約むちゃうまレシピ

材料(大人6人分程度)

  • 冬瓜・・・・・・・・・正味250g
  • 牛こまぎれ肉・・・・・・・・・200g
  • 玉ねぎ・・・・・・・・・大2個
  • 人参・・・・・・・・・1本
  • しょうが・・・・・・・・・1かけ
  • ※シイタケの軸(あれば)・・・・・・・・・2個分
  • カレールー(市販)・・・・・・・・・1箱
  • カレー粉(肉の下味、あれば)・・・・・・・・・少々
  • 水・・・・・・・・・カレールーの箱の表示通りの量
  • なたね油・・・・・・・・・小さじ2

冬瓜を大きめに切ってカレーに入れてみました。
いつものカレーで、じゃがいもの代わりに冬瓜を入れるっていう感じです。
でも未経験のおいしさと食感です。
牛こまちょっぴりとしょうがと人参で、シンプルだけど絶品の節約カレーの出来上がりです。
市販のルーで十分おいしくできますよ。
冬瓜の煮物が嫌いな人にもオススメです。

詳しいレシピは、冬瓜と牛こまのカレー・節約むちゃうまレシピへ。

冬瓜と豚こまの節約カレー・レシピ

材料(大人6〜8皿分)

  • 冬瓜(皮付き)・・・・・・・・・700g程度
  • 豚こまぎれ肉・・・・・・・・・250g
  • 玉ねぎ・・・・・・・・・大1個
  • にんじん・・・・・・・・・1本
  • エリンギ・・・・・・・・・1本
  • カレールー(市販)・・・・・・・・・1箱
  • 塩麹(あれば)・・・・・・・・・大さじ1
  • オリーブオイル・・・・・・・・・適量

こちらはコスパ最高の豚こまでカレーを作りました。
冬瓜の皮を薄くむいて煮崩れしにくくしてみました。
豚肉は塩麹に漬けてから煮ると、お肉はやわらかくなり、カレーの味はまろやかになります。

詳しいレシピは、 冬瓜と豚こまのカレー・むっちゃほっこり・誰でも冬瓜のトリコになる味へ。

冬瓜と豚こまのきのこ鍋・お手軽レシピ

材料(3~4人分程度)

  • 小松菜・・・・・・1/2把
  • 冬瓜・・・・・・300g
  • 豚こま切れ肉・・・・・200g
  • 厚揚げ・・・・・2枚
  • 人参・・・・・・1本
  • しめじ・・・・・・1/2パック
  • シイタケ・・・・・・4枚
  • しょうが・・・・・・1かけ
  • しょうゆ・・・・・・大さじ3
  • みりん・・・・・・大さじ2
  • 酒・・・・・・50cc

とにかく材料を切るそばからポイポイ鍋に入れ、煮るだけです。
そんな雑な料理とは思えない、ほっこりする鍋です。
冬瓜にじんわりしみた煮汁がおいしいんです。
でも、厚揚げ、きのこ、豚肉、野菜、とダシが出るものがたんまり入っているので、カツオとか昆布でだしを取る必要はありません。
なんか今日は夕飯の献立を考えたくないっていう時でも大丈夫。
材料を切り終わったら、もうできたも同然です。

詳しいレシピは、冬瓜と豚こまのきのこ鍋・超簡単手間いらずレシピへ。

青菜と冬瓜といかのオイル蒸し・レシピ

材料(大人2~3人分程度)

  • かつお菜(小松菜や青梗菜でも)・・・・・・165g(1束)
  • イカ・・・・・・1杯
  • 冬瓜・・・・・・正味180g
  • 人参・・・・・・60g(1/3本程度)
  • しいたけ・・・・・・4枚
  • ニンニク・・・・・・1片
  • 塩・・・・・・小さじ1/2
  • ごま油・・・・・・大さじ1
  • 酒・・・・・・大さじ1

材料を切って次々にフライパンに並べ、塩と酒とごま油とニンニクも入れて、フタをして蒸したらもう出来上がり。
冬瓜は薄く切れば、すぐに火がとおります。
フライパンひとつでできて超簡単なのに絶品ですよ。
忙しい日の晩ご飯にぴったり。
写真ではかつお菜という、ちょっと変わった青菜で作っていますが、小松菜や青梗菜でもおいしくできます。

詳しいレシピは、かつお菜といかのオイル蒸し・フライパンひとつで絶品レシピへ。

ワタ入り冬瓜とベーコンのスープ・レシピ


材料(4人分程度)

  • 冬瓜・・・・・・620g
  • ベーコン・・・・・・50g
  • 玉ねぎ・・・・・1/2個
  • 人参・・・・・・1/3本
  • しめじ・・・・・・1/4パック
  • コンソメ(顆粒)・・・・・・4.5g
  • 塩・・・・・・少々

冬瓜とベーコンを煮て、味がしみしみで、リピ確定のスープを作ります。
ワタの食感がトゥルトゥル。
パパッと簡単にできるのに、野菜たっぷりのおかずになるスープです。
ベーコンちょっぴりで、油も使わないので、ダイエットにもぴったりですよ。

詳しいレシピは、冬瓜とベーコンのワタ入り味しみしみ食べるスープへ。

舞茸とイカと冬瓜の梅煮レシピ

材料(大人3人分)

  • イカ・・・・・・1パイ
  • ミニ冬瓜(普通の冬瓜でも)・・・・・・8cmほど
  • 白舞茸(普通の舞茸でも)・・・・・・1パック
  • 人参・・・・・・6㎝くらい
  • 梅干し・・・・・・・・・1個
  • カイワレ菜(さやえんどうやオクラなどでも可)・・・・・・適宜
  • 薄口しょうゆ・・・・・・大さじ1
  • みりん・・・・・・大さじ1
  • だし昆布・・・・・・5㎝ほど

舞茸とイカと冬瓜と人参を薄口しょうゆと梅で煮ます。
舞茸にはタンパク質を分解する酵素が含まれていて、イカがとっても軟らかくなるんです。
簡単にできますが、上品でほっとする味です。

詳しいレシピは、舞茸とイカと冬瓜の梅煮レシピ・イカがやわらか〜!へ。

冬瓜と豚バラとキムチの炒め物・辛ウマ簡単レシピ

材料(大人4人分程度)

  • 冬瓜・・・・・・・・・正味150g
  • 豚バラ薄切り肉・・・・・・・・・150g
  • キムチ・・・・・・・・・大さじ3
  • 人参・・・・・・・・・1/3本程度(正味60g)
  • しめじ・・・・・・・・・100g
  • 小ネギ・・・・・・・・・適量
  • 酒・・・・・・・・・大さじ1
  • 中華スープの素・・・・・・・・・大さじ1
  • しょうゆ・・・・・・・・・大さじ1

冬瓜を薄切りにして、豚バラとしめじと人参といっしょに炒めます。
味付けはキムチにおまかせ!
フライパンひとつでパパッと手軽にできちゃう飯泥棒レシピですよ。

詳しいレシピは、冬瓜と豚バラとキムチの炒め物・辛ウマ簡単レシピへ。

冬瓜はいろんな素材と合わせておいしくなる野菜・気軽に使おう!

いかがでしたか?

冬瓜がいろいろ手軽に使えて、ワタもおいしく食べられる野菜だと思っていただけたら幸いです。
和食でも洋食でも中華でも、まだまだいろんなレシピが考えられそうです。

昔から冬瓜で作られてきた、伝統的なレシピは、今回はあえてご紹介しませんでした。
でも、とろみをつけたスープやお吸い物は最高にほっとするし、そぼろあんの煮物なんかも大好きです。

冬瓜はとっても淡白な味なので、いろいろな素材と合わせることで、うんとおいしくなる野菜です。
コクのあるお肉や魚介類、キノコや厚揚げなんかにも、よく合いますよね。

冬瓜のレシピを考えるときヒントになりそうなことをまとめてみると、

  • 生なら薄切りにしてサラダ、お漬物に
  • 煮物は一口大に切って、和風だし、中華スープで煮るほか、カレー、トマト煮でも
  • 薄切りにして炒め物も
  • ワタはお味噌汁に入れると最高
  • 皮は硬いがキンピラにもできる

と、こんな感じです。

ぜひぜひ、いろんなレシピに使ってみてくださいね。

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。